IEEE 日本支部

フェローノミネーションを記入する際の手引き

本ページは記録として残しておりますが、あくまで参考に留めていただき、必ずこちら
から最新情報をご確認ください。

お知らせ:
このページはIEEE東京支部Fellow Nominations Committee が IEEE本部の全電子式フェローノミネーションフォームに添付されている注意書き、およびInstructions For Completing The IEEE Fellow Grade Nomination Form を訳したものです。毎年書き換え、追加されており、今後も頻繁に書き換えられる可能性があるので、正確な情報については常に IEEE本部ホームページより最新の原本を参照してください。

[2011年10月11日一部改訂]

■フェローにノミネートされるための資格要件は以下の3つです。

-IEEEの会員歴が5年以上あること。

-すでにシニアメンバーに昇格していること。
あるいはノミネーションの提出時までには確実にシニアメンバーになっているであろうこと。

-これまで会費を滞納していないこと。

◊賛助会員(Affiliate)、学生会員(Student)、準会員(Associate)であった期間はカウントされません。
本部フェロー委員会委員、ソサエティ・テクニカル・カウンシルのフェロー業績評価委員会チェア、
実際にその評価を担当する委員は、いずれもフェロー候補者にはなれません。

■ノミネータの責務

1.フェローノミネーションフォームを記入し、3月1日までに本部に届けること。

2.リファレンスを引き受けてくれる方(以下、“レフェリー”と呼ぶ)に書式を送り、3月1日までに 本部に届けて貰えるよう、お願いすること。

3.候補者の業績を判定するのにもっとも適していると思われる、該当の分野を担当するソサエティ・テクニカル・カウンシルをひとつ選ぶこと。

4.(オプション)エンドースメントを引き受けてくれる方(以下、“エンドーサ”と呼ぶ)にエンドースメント用の書式を送り、 3月1日までに本部に届けて貰えるようお願いすること。

 

■ノミネーションフォームの記載に関する説明

1.候補者に関する情報

  • 姓・名の順に、正確に記入すること
  • 英語で使う以外の特殊な文字(例えば、ñ、ä 、é 、など)は使わないこと。
  • オンライン記入の場合、Dr.、Prof.などの称号を枠の中から選ぶこと。
  • 会員番号は8桁に揃えること。
  • 桁数が少ない番号をお持ちの方については、番号の前に“0(ゼロ)”を必要数補って、全部で8桁に揃えること。
  • 所属(勤務先、あるいは所属団体)とその分野、現住所(郵便物を受け取れるところ)、郵便番号、電子メールのアドレスを正確に記入すること。

2.学 歴

  • 学位ごとに、それらを取得した年、学校名・所在地を記入すること。

3.職 歴

  • 現在のもの、あるいは最後のものを先頭にして、以下、年を追って記入すること。
  • それぞれの所属での職務について、簡単に記述すること。
  • もし、候補者がひとつの組織にのみ所属してきたなら、その中での職位のすべてを書き出す必要はない。

4.サイテーション(業績記)

  • 20語以内とすること。 (必須)
  • オーバーな表現は避けること。
  • 正確に、すべてを言い表し、かつ簡潔に表現されていること。
  • 以下のような言い出しで始めること。

For contribution to~

For development of ~

For leadership of~

For discovery of~

  • “傑出した”などの、事実に基づかない抽象的な言い廻しは避けること。 (フェローの候補者となるからには当然その業績は傑出している筈である)
  • “発見”や“発明”については、その証拠となる事実を後段で示すこと。
  • 性別に関する表現を避けること。
  • 業績が特に評価されている特定の国名を挙げるのは例外として扱うこと。
  • 特定の企業名・団体名を挙げるのは避けること。

5.ノミネータに関する情報

  • 姓・名の順に、正確に記入すること。
  • オンラインで記入する場合、Dr., Prof.などの称号を枠の中から選ぶ。
  • 所属(勤務先、あるいは所属団体)とその分野、現住所(郵便物を受け取れるところ)、 郵便番号、電子メールのアドレスを正確に記入すること。

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6.候補者の業績(750語以内で)

  • 本部フェロー委員会は数多くの候補者の中からフェローを選考するので、候補者の業績に関する記述はできるだけ具体的な表現とすること
  • 業績は必ずしも純粋な理論や新発明に限られるものではない
  • 例えばある種のデザインや理論を産業界や政府関係そのほかの分野へ応用する技術的な努力を行った結果、社会的に大きな貢献をなすに至った業績への技術面での努力なども充分対象になる。
  • IEEE本部フェロー委員会は、特に現場で実践にあたるエンジニアや指導者にとって、その努力の詳細を文書に表すことは専有情報を開示することになり、問題が多いことを理解している。
  • ノミネータには、候補者の属する企業・団体に、候補者の業績を文書にして公開することへの理解を求める努力をお願いしたい。
  • ノミネータは候補者が業績をあげるに至った活動・機能が Research Engineer/Scientist、Application Engineer/Practitioner、Technical Leader、 Educator のいずれのジャンルに属するか、ひとつを選ぶこと。
  • IEEE本部フェロー委員会は特にその指定された分野に重点を絞って選考を進める。
  • 委員会は候補者の貢献が、その技術カテゴリーにおけるそれぞれの定義に該当するものと考える。

Research Engineer/Scientist:

  • 候補者は発明を行ったのか、発見を行ったのか、それとも技術をさらに改良したのか?
  • その仕事の革新性、斬新性、創造性、重要性を示すこと。
  • 必要なら、候補者の業績を如実に表わす特許、学会誌に掲載された論文、そのほかの具体的な証拠をリストアップすること。
  • もしグループで成した仕事であるなら、候補者が特別に、技術的に貢献した内容を具体的に表わすこと。
  • 候補者の業績が世の中にとってどれほど重要で価値のあるものであったかを書き込むこと。

Application Engineer/Practitioner:

  • 候補者の努力の成果がどのような製品の開発、システムやアプリ、運用手段、プロジェクト管理/建築工法、プロセス設計、製造工程の改良、コードや標準の改訂、 そのほかのアプリケーション技術の改良に結びついたか。
  • 製造システム、工場の製造装置の技術開発、品質管理、システムインテグレーションなどの分野で、どれだけの功績を挙げたか?
  • 候補者の業績が世の中にとってどれほど重要で価値のあるものであったかを書き込むこと。
  • 候補者の貢献を証明する重要かつ具体的な証拠をリストアップし、それが上記のような貢献内容であれば、技術的な出版物、技術報告やプレゼンテーション、 雑誌に掲載された記事、組織内でのレポート、表彰や特許を示すこと。
  • もしグループで成した仕事であるなら、候補者が特別に、技術的に貢献した内容を具体的に表わすこと。

Technical Leader:

  • 候補者が経営者として、あるいはチームのリーダーとして、あるいはその属する企業を挙げて達成した、優れた技術上の業績は何か、その重要性を説明すること。
  • その業績を、社会に対する恩恵、技術的な発展、含まれるリスク(?)、優れた効果・効能、その結果としての経済的な受容度、あるいはそれ以外の利点といった面から考察すること。
  • フェローへの任命はあくまで個人の技術的な貢献・業績を評価して行う。
  • 候補者本人は、当該の業績を挙げるにあたり何を行なったか?
  • 候補者の地位・役職は、重要ではあるが、それだけでは技術的な貢献をなしたという証拠としては認められない。
  • つまり、真に技術的なリーダーシップを発揮して成し遂げた貢献のみがIEEEフェロー昇格への評価の対象となる。

Educator:

  • 候補者は科学および電気工学の分野における教育にどのようなインパクトを与えたか?
  • 例えば、候補者はどのような新しいカリキュラム/コースを創り出したか?
  • それらはどのように斬新でユニークだったか?
  • 候補者は自身の得意な分野で何か先駆的な教科書を作成したか?
  • その教科書はどの程度まで普及したか?特定地域にとどまったのか、それとも国際的な広がりを見せたのか?
  • その教科書は当該分野での理解をさらに深めるものとなったか?
  • 候補者は工学教育において管理者(?)としてどの程度の貢献を果たしたか?
  • その努力が成功に至った理由は?どの程度まで工学教育を変容させたか?

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7.技術上の業績の証明(1000語以内で)

ここでは、2つのパートに分けて記述すること。

PART1:

  • 技術上の業績を実証する公知で明確な事実のうち、主要なもの3つをリストアップすること。
  • 例えば、技術出版物; 技術報告やプレゼンテーション; 特許; 製品、システム、アプリケーションの開発; および、設備やサービスの創設など。
  • それぞれについて、技術的観点から重要性を論ずること。

PART2:

  • 上記への追加として、貢献度の高かった分野ごとに15件以内で(ノミネーションの書き方の第7項目、業績のリストアップの方法に準じて)挙げること。
  • 可能ならそれぞれの重要性にも触れること。
  • 出版物のタイトルはすべて英語で書くこと。
  • レフェリーや委員会が候補者の業績を評価する際に参照できるような、公知のものを証拠として挙げること。
  • 組織・企業・団体の内部資料に記載されただけの業績も評価の対象とすることができる。
  • 論文やレポートの形を取っていない場合、リファレンスの記述やソサエティ/テクニカル・カウンシルの評価により裏づけされる。
  • 出版・著作物はすべて英語で記述すること。

◊出版物
-書籍(著作・編集)
-ジャーナルに掲載された論文
-技術学会に採択された論文
-技術レポート(出版されたもの、あるいは組織内でのみ発行されたもの)
-公刊された標準(候補者の果たした役割を明記する)
-そのほか

◊著作物
-学会誌への掲載や学会発表論文など、その形態ごとにグループに分けて記載すること。
-組織の内部文書の場合はその旨を明記すること。
-共同での著作物やレポートについては、候補者本人の貢献の度合いを明記すること。 (主たる著作者であったか、従たる著作者であったか、その著作に寄与しただけか、そのグループのリーダーとしての役割を果たしたか)

◊学会誌掲載物の例
F.S. Smith, “Design of Experiments in Transistor Modeling,” Proc. IEEE, Vol. 14, pp. 1163-1165, Aug. 1967.
X.Q. Prentice and W.J. Jones, “Switching at 750KV,” Power Rev., p.67, May 1972. (Principal author and leader of group主たる著作者兼グループのリーダー).
T.L. Smith and R.A. Brown, “Design Cost Improvements on 1100MVA, Frame 34 H2) Cooled Generator,” Company Private Report 74-LT6-3148, May 1974. (Principal author主たる著作者).

◊書籍のリストの例
R.L. Roe, Elements of Electrical Systems, New York: McWiley, 1971.

◊特許
-特許番号・主題・日付・許諾国・共同発明者の名前を記すこと。
-それぞれの特許の重要性、実際に利用されているかを明記すること。

◊その他の著作・刊行物
-組織・団体内部で使われる図面やレポート。
-当該のシステムが商業的に成功したことを示す文書。
-候補者が当該の製品やシステムに技術的な寄与・貢献をしたことを証明する関係団体の確認文書。
-その製品やシステム、施設やサービス、ソフトなどの開発や応用にどれだけ貢献したかを示すこと。
-候補者個人が貢献したのか、チームで成し遂げた業績かを明示すること。
-候補者がプロジェクトに参画し貢献した度合いを明示し、参照できそうな文書を紹介すること。

例:

(  )国では最大となる(  )における水力発電設備の設計・・

X社の年次報告(19XX年)に記載されている・・

Designed system architecture and wrote the software for the first digital single loop process controller (type no. and manufacturer) to be competitive in price with analog controllers, described in the review paper by D. Smith and R. Jones, ACM Journal, Vol. 7, pp. 17-45, (1962).

Leader of group developing flight control systems for a succession of aircraft (F300, F501, A495). This work is described in a series of Air Force Avionics Laboratory progress reports, which are available through DefenseDocumentation Center (Report Nos. ___).

候補者の貢献の内容は、その分野ごとに(コンピュータ関連の特許、光通信関連の特許・・)、あるいは貢献の態様ごとに (著作・社内プロジェクトの報告・建設した施設・製品とその応用分野・商業的な成功・特許、など)まとめて記載し、 少なくとも以下のいずれかを記載すること:

◊基調講演録あるいは論文ダイジェストの採択の場合は会議の名称
◊プレゼンテーションの場合は主催した組織の名前
◊開発し、教えた教育コースの名前 など
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8.IEEEでの活動歴・受賞歴(250語以内で)

  • 受賞歴と主な活動歴(役員、委員、理事などの経歴)とに分けて、日付順にリストアップすること

9.IEEE以外での活動(250語以内で)

-受賞歴・専門学会の会員歴・委員会活動歴・(専門集団・官公庁・国際)技術資格

  • これらについて、日付順にリストアップすること。
  • できたらその内容を簡潔に記すこと。
  • 学会会員歴については、そのグレードとボランティアとして貢献した内容を記すこと。
  • 自国政府や国際的な技術・教育関連の委員会、工業会、技術的公共的な性格を持つサービスなどでの技術的な貢献を記すこと。
  • 学校の交友会の称号も入れてよいが、略語は使用しないこと。

10.IEEE フェロー リファレンス

FNC注:
IEEE本部の書き方では、提出するリファレンス(書式)も、リファレンスを書く方も、ともに”Reference” と呼んでいますが、この訳文中では両者を区別するために、リファレンスを書く方は“Referee=レフェリー”と呼びます。
      • 最低5名、最大8名のレフェリー姓名・メールアドレスを、アルファベット順に記入すること。
      • レフェリーはIEEEのフェローでなければならず、かつ会費を滞納していないことが条件である。(フェローのリストは,http://www.ieee.org/fellowsで参照可)
      • 以下の各役職についている間はレフェリーになることが出来ない

-IEEE本部役員会のメンバー、IEEE本部フェロー委員会のメンバー

-IEEEのソサエティ/テクニカル・カウンシルのフェロー選考委員会のチェア

-それらの委員会で実際の評価を担当することになっているメンバー

-IEEE本部職員

  • ノミネータがレフェリーを兼ねることはできない。
  • この欄を記入するに当たってはオンライン・フェローノミネーション方式(EFNP)のみであり,郵送などによる推薦書の送付はできない。ノミネータはすべてのリファレンスが期日の 3月1日までにフェロー委員会に提出されるよう、各レフェリーの作業をフォローアップする義務がある。
  • IEEE本部職員はどの書類が未提出になっているかなどについての情報を与えることは出来ないが、オンライン・フェローノミネーション方式 (EFNP)により、候補者に関するリファレンスが 今どのようになっているかを検索することができる。フェローのホームページでEFNPにログインすると、ノミネートを登録した候補者のリストが表示されるので、 該当の候補者名をクリックする。

レフェリーの姓・名・eメールアドレスを入力すると、システムは自動的に記入用のリファレンスフォームと、レフェリーがリファレンスを記入する参考用に すでに書き込まれたノミネーションフォームの写しを送信してくれる。 レフェリーはリファレンスフォームに記入が終わったらそのままフェロー委員会あてに送信できる。
3月1日までに投稿を完了する必要がある。

◆ご注意下さい!!
無料で提供されているアドレス(eメール・アカウント)のなかには正しく受信できないものがあります。
サービス(プロバイダー)によっては、この種のアドレスを“ジャンクメール”と看做すものがあるので、この種のプロバイダーを使う場合はレフェリーに 前もって知らせておくこと。

    • 1件のノミネーションをサポートするレフェリーの数は5人を最低とし、最大8人まで指名できる。
      レフェリーの資格対象外の可能性もあるので,極力,最大数8名を指名することを推奨する。

 

    • レフェリーの選択は重要であり、候補者の業績を正しく評価できる者を選ばなければならない
      レフェリーは候補者が成し遂げた功績を自身でも技術的に知悉していなければならず、ある程度の細目にまで 踏み込んでその業績を証明できなければならない
      候補者の功績を正しく評価するリファレンスを得るためには、ノミネータはレフェリーと個人的に話してリファレンスを 依頼する必要がある。

 

    • ノミネータは可能な限り候補者の属する組織・企業・団体の外部にリファレンスを求めるか、同じ組織からのリファレンスを最小限に抑えるようにして欲しい。
      同じ組織・企業・団体から、似たような内容のリファレンスが重なった場合、それらの間にどのような差異があるのか疑問視されるうえ、候補者の卓越性も問われることになる。
      しかし、候補者の業績が主にその組織・企業の中でだけ知られ、評価されているような製品の改良などであった場合、業績の卓越性がきちんと書かれてさえいれば、 同一組織からのリファレンスが重なっても許容される。例えば、その組織の中のグループでの作業の結果であるが、特に候補者の寄与の度合いが大きかった場合など、 組織のメンバーからの情報が必要とされる。

 

  • Region 9に属する候補者について、最低5人のフェローの有効なリファレンスが得にくい場合、フェロー委員会はSenior Memberがレフェリーになることを認める。
    フェロー委員会はどの場合でもフェローがレフェリーになることを原則としており、Senior Memberがレフェリーとして機能することを認める条項は、その必要性を見直し 将来それらの地域を含めたフェロー全体の数が充分増えた暁には撤廃する予定である。
    ノミネータは、どの場合でも、候補者の業績を評価するに足るだけの充分な見識を持っているレフェリーを選ぶこと。

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11.エンドースメント(オプション)

 

  • IEEEメンバーであるなしにかかわらず、すべての個人がフェローノミネーションのエンドーサになり得る。ただし、以下の関係者は エンドーサになることができない。

-IEEE本部役員会のメンバー

-IEEE本部フェロー委員会のメンバー

-IEEEのソサエティ/カウンシルのフェロー審査委員会のチェア

-それらの委員会で実際の評価を担当することになっている委員およびIEEE本部職員

  • ノミネータが自身でエンドースメントを提出することは出来ない。
  • エンドーサを指名するに当たっては、オンライン・フェローノミネーション方式(EFNP)記載のみであり,ノミネータはすべてのエンドースメントが3月1日までに フェロー委員会に提出されるよう、フォローアップする義務がある。
  • IEEE本部職員は、どのエンドーサからの書類が提出されていない、などの情報を与えることは出来ない。
  • 全電子式フェローノミネーション方式(EFNP)により、 候補者に関するエンドースメントが今どのようになっているかをトレースすることが可能になる。 フェローのホームページに入って、設定してあるアカウントを使いEFNPにログインすると、自身がノミネートした候補者の 名前がリストアップされるので、該当の候補者名をクリックする。

ノミネーションフォームにエンドーサの姓・名・eメールアドレスを記入しておけば、システムは自動的に記入用のエンドースメント フォームをエンドーサに送信してくれる。エンドーサはフォームに記入が終わったらそのままフェロー委員会あてに送信できる。

◆ご注意下さい!!
無料で提供されているアドレス(eメール・アカウント)のなかには正しく受信できないものがある。
サービス(プロバイダー)によっては、この種のアドレスを“ジャンクメール”と看做すものがあるので、 この種のプロバイダーを使う場合はレフェリーに前もって知らせておくこと。

  • 1候補者あたり、最大3通のエンドースメントが受け付けられる
  • エンドースメントを頼むかどうかはオプションであるが、提出されたエンドースメントは選考の過程で評価の対象となり、 決して看過されない。
  • 候補者の業績についての情報がエンドースメントに盛り込まれていれば、フェローの選考に有利となる。
  • 候補者が時間とスキルを投じて運営に協力したIEEEの支部、チャプター、委員会、または役員会なども、 それぞれエンドースをすることができる。
  • IEEE以外の機関・個人もエンドースをすることができる。

 

12.ノミネーションの再提出

  • 過去のノミネーションで提出したことがあるノミネーションフォームを、今回再び提出することはできない。

13.業績を評価するソサエティまたはテクニカル・カウンシル名

  • フェロー委員会の候補者選考を補佐する意味で、ノミネータは候補者が挙げた業績を正しく評価できる、当該分野のソサエティ/カウンシルをひとつ選んで記入しなければならない。
    ソサエティ/カウンシルのリストは、こちら。
  • 当該のソサエティ/カウンシルが候補者の業績を正しく評価できるかどうかについて別途のご意見をお持ちのノミネータは、IEEE本部フェロー委員会に申し出ていただきたい。

以上