Japan Council LMAG Coordinator からのご挨拶
[2018年 9月 25日]
2017-2018年 IEEE Japan Council LMAG Coordinator
青山 友紀
IEEE Life Member(LM)は年齢が65歳以上で、かつIEEE会員である期間と年齢の和が100以上となった会員は誰でもLMになることができます。LMになると、基本年会費が免除(ソサイエティに属する場合などは有料)されるなど会員メリットがあります。
高齢の会員、特に退職した会員はIEEEに属するインセンティブが失われ、会員をやめる方も多くなりますが、一方でボランティアとして自分の豊富な経験や蓄積した知識に基づいて若い研究者にアドバイスや相談にのることを希望し、また退職後も最新の技術情報を得たいと考える会員もおられます。
そのような高齢会員の活動コミュ―ニティとしてLMAG(Life Member Affinity Group)というグループが現在東京、関西、名古屋の各セクションに存在し、さらに仙台や福岡のセクションも設立を検討中であります。
またアジア・オセアニア地域R10には現在9LMAGが活動しており、今後増加する予定であります。
これらのLMAGは講演会開催、見学会の実施、SB(Student Branch)、YP(Young Professionals)、WIE(Women in Engineering)の若いグループと共催するイベント開催など積極的に活動しておりますので、是非それらの活動に参画するよう期待しております。
所属のSectionにLMAGがない場合はまず数人でも小規模なLMAG的グループを立ち上げ、それらを起点に広げていくようご検討ください。
今後日本の高齢化はますます進行し、Life Memberの活動はIEEE,そしてJapan Council, 各Sectionにとって重要となりますので、会員皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
日本における 各支部 LMAG(Life Members Affinity Group)について
Life Members Affinity Group は、 経験豊かな Life Member の更なる能力向上、社会貢献、相互交流などを通じて会員の意見を吸収し会員の便益向上、 IEEE活動に寄与することなどを目的に支部内におかれるローカルなユニットです。
Life Member のステータスを持つ会員全員で構成され、本部への申請によって設立されます。 この Life Members Affinity Group は支部内で他の委員会と同様の位置づけで活動します。
2018年9月現在、日本には3つ支部にLife Members Affinity Groupが設立されています。
■ 東京支部 2010年設立
■ 関西支部 2015年設立
■ 名古屋支部 2017年設立
各支部LMAGの活動
各リンク先をご覧ください。