IEEE 東京支部

第21号

セイコーウォッチ株式会社の水晶式腕時計がIEEE Milestoneに認定

セイコーウオッチ株式会社の水晶式腕時計が、世界で最初に商品化した業績を高く評価され、IEEE Milestone (IEEE Milestone in Electrical Engineering and Computing)に認定されました。
IEEE Milestoneは、電気電子工学関連の顕著な功績を表彰するために設立されて以来、全世界で50件の歴史的な業績に対して授与されています。日本では、「八木アンテナ」「富士山頂レーダ」「東海道新幹線」についで4番目のMilestone認定となります。

2004年第2回IEEE東京支部理事会開催報告

6月18日(金)15:00から、東京支部第2回理事会がKDDI飯田橋ガーデンエアタワービル28階会議室にて開催されました。
第1回理事会議事録案が報告され承認されました。2005/2006年役員・理事の選出スケジュールが報告され、委員会から指名された役員候補者4名の審議が行われ承認されました。学生活動については、ボストン支部との学生交流の訪問日程(9月26日から9月30日)が報告され、参加者募集と選考方法などについて意見が交わされました。8月に香港で開催されるRegion10 Student Congressには、12名の学生参加が決定したと報告されました。Fellow Nomination Committeeよりノミネーションの記述雛形の検討、ノミネーション連絡表のオンライン化、英文の添削サービスについて提案され、承認されました。
また、IEEE信越支部設立(現東京支部所属の信越地区-新潟県と長野県が対象)について新潟大学の山口芳雄教授と山田寛喜助教授が趣旨説明され、東京支部に協力を依頼されました。東京支部は信越支部設立に賛同し、Japan Council理事会への提案と賛同に向けて支援することとなりました。

Marker 理事会議事録(案)
Marker 理事会の模様

2004年第1回 Chapter Operations Committee Meeting開催報告

6月7日(月)14:00より、2004年第1回Chapter Operation Committee Meetingが弘済会館4F菊の間にて開催されました。
Japan Council役員、Chapter Operations Committee役員、41 Chapterのうち36 ChapterのChair(または代理)など41名が出席されました。
今回より、福岡支部で新たに発足したDEI福岡(IEEE Dielectrics and Electrical Insulation Society Fukuoka Chapter)が加わり41Chapterとなりました。石川Chairより、IEEEの組織としては支部傘下のChapterがあるべき姿なので、今後も支部傘下Chapter創立を支援する旨の説明がありました。
Japan Councilの報告に引き続き、2004年のChapter Rebateについて説明がありました。2004年より、Chapter Rebateは$180から$200に増額されました。また、期限内にすべてのReportを提出したChapterに支払われる10%Bonusや、Technical Meeting等を6件以上実施したChapterに対して$75を支払うActivity Bonusが新設され、これらは対象となるChapterにそれぞれ支給されることとなりました。
Chapter支援費については、2003年の運用実績2004年の運用計画等の説明がありました。2004年は支援費が700万円に増額されたので、活動の一層の活発化が期待されます。
また、各種講演会の案内などの情報配信について、メーリングリスト利用のガイドラインを検討することとなりました。

Marker 会合の模様

Region 10 Annual General Meeting 2004参加報告

2004年4月16日(金)-17日(土)の2日間、AustraliaのAdelaideにおいてRegion 10 Annual General Meeting 2004が開催され、東京支部から村上副支部長と林理事が、Japan Councilから松島セクレタリと瀬崎トレジャラがそれぞれ参加されました。全体では、IEEE本部関係者、Region10関係者、Council/Sectionの代表者81名の参加がありました。
参加された方々のご報告から、興味深い点をいくつかご紹介いたします。

  1. IEEE USAの活動紹介では、標準化などを通じて国際的な貢献を行ってきたことや、米国  政府に対する一定の影響を与えてきたことなどが紹介された。
  2. IEEEの出版事業については、IEEEの全収入の半分以上(53%)が出版事業からであり、  Membershipによる収入が意外と少ない。
  3. Training/Workshopでは20件程度の討議案件を参加者が投票し、1位-Web casting of lectures, 2位-IEEE benefit comparable to that of IEEE-USAの案件がグループ討論さ れた。USAにおける会員サービスが、学術的なものに留まらず保険や求職など多様に展 開されているのに対し、USA以外ではこれらのサービスを享受できない不満の声があっ た。

全体的に今回のMeetingでは、IEEE本部についての理解を深める機会に恵まれ、大変有意義であったとの感想でした。

Region10による東京支部役員へのIEEE GOLD Member説明会開催

5月13日(木)18:00より、IEEE 2004 Region10 GOLD(Graduate Of the Last Decade) CoordinatorのTuptim Angkaew氏が東京支部を訪問し、出席された松島セクレタリ、瀬崎トレジャラ、西原理事にGOLD Memberとその活動についての説明をされました。
GOLD Memberとは、学部卒業後10年までに限定した会員で、学生会員とシニアになろうとする一般会員との狭間を活性化してゆくための一つの方策として近年制定されました。GOLD MemberでAffinity Groupを結成し、レクリエーション活動などを実施して会員活動を活性化させようという狙いがあります。
日本でもGOLD MemberによるAffinity Groupを結成し活動を展開するよう、今後の普及に向けた広報活動の依頼があり、今後も情報交換を続けてゆくこととなりました。

Inter Branch Meeting開催報告

東京支部では初めての試みとなるInter Branch Meetingが、東京工業大学Student Branchの主催により、6月12日(土)16:00から東京工業大学南3号館会議室において開催されました。
西原東京工業大学Student Branchカウンセラ、小林東京支部SAC Chair、田口JC SACセクレタリが臨席され、東京工業大学Student Branch、東京大学Student Branch慶応大学Student Branch、横浜国立大学Student Branchの他に、早稲田大学と東京理科大学、IEEE事務局も参加して総勢23名が出席しました。
司会の東京工業大学Student Brach ChairのSorwar Hossainさんが開会宣言され、ご来臨の先生方のご挨拶に引き続き、各Student Branchの活動状況や今後の活動計画について報告がなされました。意見交換会では、Region10 Student Congressやボストン支部との交流プログラムについてアナウンスされ、多くの質問と活発な討論が交わされました。現在Student Branchを持たない早稲田大学と東京理科大学も、新たにブランチを設立したいとの抱負を述べられました。
Meeting後の懇親会では、ブランチ間および学生会員同士の情報交換が活発に行われ、親睦を深めることができました。
参加者からは他ブランチの活動の様子がわかり今後の活動の参考になったとの声が多く、定期的な開催の要望に対し、小林SAC Chairも積極的にサボートしていく予定とのことです。

Marker Meetingの模様

東京工業大学Student BranchでKDDI研究所見学会を開催

東京工業大学のStudent Branchでは、4月28日(水)14:00から17:00まで、埼玉県上福岡市にあるKDDI研究所の見学会を開催しました。見学会は留学生を含む21名の参加があり、ブランチカウンセラの西原明法教授が引率されました。
今回は映像通信、光ネットワーク、ワイヤレス通信、マルチメディアの各分野の研究技術4項目を見学しました。見学に引き続き、KDDIおよびKDDI研究所幹部との意見交換会が開催され、研究所のマネージメント、今後の技術やビジネスの動向などについて多くの質問が出され、有意義な見学会となりました。
東京工業大学Student Branchでは、多くの学生に企業訪問の機会を与え、研究テーマや将来設計の一助となるよう、今後もこうしたTechnical Visitを企画して行きたいとのことです。また、こうした見学会を支援してくださる企業も募集中とのことです。

Marker 見学会の模様

 

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