IEEE 日本支部

2007年 第2回

日時:2007年11月06日(木) 15時00分~17時00分

場所:弘済会館 4階 菊梅西

出席者:

Chapter Operations Commitee : 浅田邦博Chair, 池田 誠Secretary

Japan Council : 橋本秀紀Treasurer,

関西支部Chapter Operations Committee : 山本 幹Chair,

Chapter  : 42Chairs (代理を含む)

議事:

  1. 開会挨拶
    ・浅田Chair、池田Secretaryより挨拶があった。
  2. 2007年第1回Chapter Operations Committee議事録報告
    ・資料1の2007年第1回Chapter Operations Committee Meeting議事録の内容 について、池田Secretaryより説明があり、 異議なく承認された。
  3. Japan Council関係報告
    ・橋本Japan Council Treasurerより資料2に基づいて、2007年Japan Councilの 活動報告について説明が行われた。主な項目は以下のとおり。

      1. 8月20日(月)の第2回Japan Council理事会開催報告
      2. 2007年度上半期会計報告:上半期としては妥当な支出で推移
      3. 各支部支援費申請状況の報告:8月1日まで関西支部、名古屋支部、
      4. 仙台支部、広島支部からの支援申請の承認がされている。
      5. 8月1日以降には四国支部、札幌支部、福岡支部からの支援申請がある。
  4.            ・Chapter Operations Committee報告:Tokyo Chapterの設立をとめることは
  5.            IEEE Chapter設立の方針に反するため、今後Tokyo Chapterの設立をとめる
  6.             ことは出来ない。
  7.             -浅田Chairより、「10年経ってもTokyo Chapterを設立できる状況になって
  8.             いないのは問題であるという意見に関しては、IEEEの規則にはTokyo Chapter
  9.             の設立を妨げるものではないが、要望としては、Japan Chapterから
  10.             Tokyo Chapterが抜けた場合には、残りのChapterに関してのケアーをChapter
  11.             OperationsCommitteeで行ってほしい。つまり、分裂する場合には是非
  12.             Japan Chapterを存続させてほしい。」と補足があった。
      1. 賞金に関しては収入となるため、必要に応じて源泉徴収を行う必要がある。
      2.   -浅田Chairより、「賞金は、5万円以下は必ずしも源泉徴収は不要で
      3. あるが、いずれにしても所得であることを認識してほしい。また、受賞者に
      4. 対しても所得であることを周知してほしい。」との補足があった。
      5. 常設委員会や、各委員会からの活動状況報告がなされた。
      6. 香港支部からキャリアパスに関するプログラムGOLDを通じて、日本に
      7. 来て見学したいとの打診に対して、費用の面から困難との東京支部の返答に
      8. 関して以降連絡なし
      9. ソウル支部との交流に関しては、日程調整がなかなかうまくいかない
      10. 特許の例外適用申請:IEEEは日本国に対して申請を行っていないので、
      11. Japan Councilから申請する方向となっている。申請にあたっては、約款、
      12. IEEEの承認、代理人などが必要。
      13.   -浅田Chairより、「特許の例外適用は、日本の学会と共催になっている
      14. 場合には問題ないが、多くの国際会議の場合には注意が必要である。」との
      15. 補足があった。
      16. 別途資料「IEEE東京支部傘下Chapter Chair各位」東京支部における
      17. IEEE Fellow候補者の推薦:平成20年3月20日のIEEE締切までの
      18. ノミネーションの手続きを行って ほしい。依頼は2007年11月末までに。
      19. 本部報告に関する留意点が報告された。
  13.        <質疑>
  14.        Q. 北海道在住で、Tokyo Chapter, Kansai Chapterしかない場合はどうなるのか?
  15.        A. そのような場合、Japan Chapterを残してほしい。Tokyo Chapterが
  16.             新設扱いとなる。ただしこれは条件ではなく要望である。たとえば
  17.             Chapterの設立要件を満たさない場合などは消滅せざるを得ない。
  1. Chapter Operations Committee関連報告
    ・浅田Chairから資料3に基づきChapter Operations Committeeの
    活動報告がおこなわれた。
    1. Chapter活動の支援:10月25日現在の支援費運用実績は54件、
      4,832,200円あまりである。(Chapter Rebateは除く)、およそ
      予算どおりで、あと2ヶ月を残してまず順調。
    2. 支援申請に際しては、支援に際してのガイドラインに沿って
      真性を行っていただきたい。
    3. Section傘下Chapter新設:EMB18-西日本、LEO関西が新規発足。
      現在55Chapter
    4. Awardの受賞
      今回は特になし。
    5. Chapterホームページの充実及び広報活動
      2年以上更新されていない ホームページ(HP)はChapter活動を広く知って貰う重要な情報伝達手段であり、
      HPの充実をお願いする。支援費を出す要件ともなっている。
      また、Eメールアドレスの把握できているJapan Council全メンバーに事務局から
      Eメール発信が可能であるので、ルールに従い情報発信して頂きたい。
    6. Chapterの会員数の推移:資料3-3:総じてSociety所属の会員数は減少傾向で
      あるが、実会員数は増えている

         -浅田Chairより「Chapterが散見されるがぜひ更新してほしい。新設のChapter

         もぜひ早急にホームページを開設してほしい。支援事業をぜひChapter

         ホームページに掲載してほしい。ページの更新の際には更新日時を明記して

         ほしい。」との補足があった。

             <質疑>

             Q. ホームページを作成中であるがどこに連絡をすればいいか?

             A. 事務局のChapter一覧にリンクをはるのでぜひ事務局に連絡してほしい

    1. 浅田Chairから別途資料:「Chapter支援費申請書」の変更に関しての
      説明があった。前回会合でも変更を行ったが、意図が明確に伝わっていない
      ための再変更。支援費の考え方に沿うと、主催、共催は支援、協賛は例外を
      除き支援しない。申請事業が主催、共催それ以外の判断が困難である。
    2. 共催であっても、会費を徴収するか如何によって一般支援が可能であるかが 変わってくる。主催、共催の区別はやめ、財政の負担割合で明記するかたちに変更したい。 100%なら主催、それ以外なら共催、0%は協賛。物品提要であっても負担割合に明記してほしい。
    3. IEEE会員に対しては謝金が支出できない。非会員に対しても謝金の基準が 定められていない。英語などの指導の会に関しては謝金の支援がほしいとの要望が 出ている。謝金の基準作成に関しては、Japan Council理事会の決定に従うこととする。 すでに申請された分に関しても理事会決定に従って、さかのぼって支援することとする。
    4. <質疑>
    5. Q. Technical Co-Sponsorshipは?
    6. A. 支援費に限っていえば、Technical Co-Sponsorshipに関しては費用の支出は
    7. 不要であり、それは支援申請の際には共催ではなく協賛である。
    8. Q. Awardの事業に関しての申請の場合には?
    9. A. Awardのみの費用の中での割合を記載する。ただしAward名には必ず
    10. IEEE Chapterの名前を賞に明記してほしい
    11. Q. 国際会議の発表のブラッシュアップは支援対象になるのか?
    12. A. 支援対象である。ただし国際会議であって海外で開催するもの。その場合で
    13. あってもIEEE会員に対して謝金を支出可能であるかは明記されていない。
    14. かつて支出した実例があるが、金額に対する指標がない。Japan Council理事会
    15. とおり支出の可否、可能であるなら支出の上限に関しての決定を待つ。
    16. 各Chapterの活動報告
    17. 各Chapter役員から資料4に基づき、活動報告が行われた。
    18. その他
    19. 資料5はIEEE全世界の会員動向(Region別/Society別)であり、今後の
    20. Chapter活動の参考にしてほしい
    1. 山本 関西支部Chapter Operations Comittee Chair
      (Region10, Chapter Coordinator)より本部から、活動状況が芳しくない
      Chapter一覧が送られてくる。幸い昨年度のinactive list中には日本の
      Chapterは含まれていなかった。

             <質疑>

             Q. IEEE全体の方針として利益を上げる方向に変わっているが、一方で

               各リベージョンへの支援がどうなっているのか見えない。国際会議の

               surplusはすべてIEEEにいくという事になってしまい、少し米国本部集中に

               偏っていないか?IEEE Japan、地域の戦略に関して、IEEE Japanの組織構成が

               どのようになっているのかが複雑でよくわからない。

             A. SurplusはIEEE主催である限りはIEEEにいかないといけない。組織に関しては

               事務局に問い合わせていただきたい(RABにすべて定義されている)。

               Japan Chapterは日本的な組織である。

以上