IEEE 東京支部

第69号

2011年第3回 東京支部主催講演会開催

10月31日(月)午後4時より東京国際フォーラム5階G502会場にて、参加者56名を集めて2011年第3回東京支部主催講演会が開催されました。 2010年IEEE Donald O.Pederson Award in Solid-State Circuitsを受賞された東京大学教授 桜井貴康博士より 「アンビエント・エレクトロニクスと極低電力回路」と題し、ご講演をいただきました。
環境に遍在し、意識しないで使われるアンビエント・エレクトロニクスを実現するキー技術、特に集積エレクトロニクスの低消費電力化に関して、 極低電圧設計など最新の動向を含めて紹介いただき、今後の展望を述べられました。
講演会終了後も質問者が列をなし質疑応答が活発に交わされました。

Marker 講演会の模様

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IEEE Milestone 贈呈式 および
受賞記念講演会(2011年第4回 東京支部主催講演会)開催

NHKが開発した『直接衛星放送サービス』が、2011年4月5日にIEEE Milestoneに認定され、 11月18日午前11時より、NHK放送技術研究所(東京都世田谷区)にてMilestone銘板の贈呈式が行われました。 IEEE Tokyo Section Chairである青山氏、 並びにIEEE Japan Council History Committee Chairである大野氏より IEEEの紹介と認定の経緯が述べられた後、 IEEE History CommitteeのDr. David E. BurgerよりNHK副会長 小野直路様へ銘板が贈呈されました。

贈呈式及び祝賀会終了後、午後1時よりNHK放送技術研究所講堂にて、 参加者138名を集めて2011年第4回IEEE東京支部主催講演会~初の直接衛星放送サービス IEEE Milestone認定記念~を開催し、 元NHK放送技術研究所所長 木村悦郎氏および元NHK専務理事・技師長 吉野武彦氏より記念講演をいただきました。
木村氏は「衛星放送の技術開発~黎明期から実用放送衛星の打ち上げまで~」と題し、 計画立ち上げから衛星本体・アンテナ・中継器・低雑音コンバータ開発等を経て打ち上げに至った過程を、エピソードを交えながら振り返られました。
吉野氏は「衛星放送から未来へ」と題し、 現在のデジタル放送の基本概念となったISDBの構想と歴史、それを用いたBS放送の実現、さらに今後の展開への期待を述べられました。
続いてNHK制作の記念ビデオが上映され、最後にNHK放送技術研究所所長 久保田啓一氏からの締めのご挨拶をいただきました。

講演タイトル 講演者
衛星放送の技術開発
~黎明期から実用衛星放送の打ち上げまで~
木村悦郎氏
(元NHK放送技術研究所長)
衛星放送から未来へ 吉野武彦氏
(元NHK放送技術研究所長、
専務理事、技師長)

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2011年第4回 東京支部理事会開催

11月24日(木)午後3時より、汐留シティセンターにて、2011年第4回東京支部理事会が開催されました。

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2011年第5回 東京支部主催講演会開催

12月2日(金)午後4時より東京国際フォーラムガラス棟5階G502会場にて 2011年東京支部(第5回)・Life Members Affinity Group(第2回)共催講演会が開催されました。 参加者は89名にのぼり、会場は椅子を追加で出すほどの盛況ぶりでした。 NTT先端技術総合研究所長 萩本和男氏より「東日本大震災から見たネットワーク」と題し、 3月の震災に際し、ネットワークの果たした役割、被害の実情や顕在化した問題などを実態に即して現時点で総括し、 あわせて今後の強いネットワークへの展望を分かりやすく語っていただきました。 講演後、予定時間を越えるほど大変活発な質疑応答が交わされ、 最後にLMAG Chair葉原耕平氏の総括で終了しました。

Marker 講演会の模様

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2011年 Student Branch Leadership Workshop 開催

2011年11月12日(土)熊本大学(熊本市)にて、2011 Student Branch Leadership Training Workshop(SBLTW)が開催されました。 現在23の大学に学生ブランチがありますが、そのうち22ブランチから代表者48名が参加しました。 また教職員6名、IEEE Japan Council事務局より2名を合わせて、総勢56名が参加しました。
JC SACの役員自己紹介が行われた後、 JC SAC Vice-Chairでトレーナーの大阪大学・尾上孝雄先生から、IEEEの組織説明やIEEEの学生活動等の講義が行われました。 次に7月にニュージーランドのオークランドで開催されたR10 Student Congressへの参加報告が行われました。 また午前の最後は毎年恒例となっている参加者の自己紹介と、各ブランチのローカル色豊かな活動報告が行われました。 なお、立命館大学、山口大学および京都大学SBは設立10周年を迎え、記念のPlaqueが贈呈されました。
午後は、まず、GINI(Global Integrated Network of IEEE)の活動紹介とJC-GINIのロゴコンペの入選発表があり、北海道大学SBの作品が選ばれました。 その後、学生ワークショップが行われました。 今年は熊本大学SBのリードで参加者を8グループに分け、グループディスカッション「東日本大震災」が行われました。 各グループ大変ユニークなディスカッション結果がプレゼンテーションで披露され、 それぞれのグループでリーダーシップトレーニングの成果が発揮されました。

Marker SBLTWの模様

Ø 学生ブランチ設立をお考えの大学、また主な学生活動についての詳細は こちら をご参照下さい。

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2012年 IEEE Medals and Recognitions 日本人受賞者

2011年11月21日付けの発表より、日本から3名、1団体が 2012 IEEE Medals and Recognitionsを受賞されます。

詳細はこちら (IEEE Japan Council のホームページにリンクします)

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