IEEE 東京支部

第63号

会員皆様へのご挨拶  ― 役員任期を終えるにあたって ―
IEEE東京支部 2009-2010 Chair 今井 秀樹

私達支部役員一同は2009年1月から役員を務め、2010年12月をもって任期を終え、2011年1月から新体制へバトンタッチします。 この間、会員の皆様からは多大のご支援とご協力を賜りました。役員一同心から御礼申し上げます。
2008年末には会員数は7,630名でしたが、2009年末には7,814名、2010年11月には7,790名でした。 工学系学会の会員数が大幅に減少する中で、役員・会員の皆様ご努力のおかげで、 本支部はこの2年間で会員数が僅かながら増加しています。
Fellowへの昇格は2009,2010年には9名とやや少なかったのですが、2011年は11名となり、持ち直しの傾向を見せています。 また、IEEE賞の受賞者は2009年に荒川泰彦氏、浅井彰二郎氏、深尾正氏の3名、 2010年に古井貞熙氏、渡部和氏、中川明夫氏、佐々木正一氏、桜井貴康氏、大林秀仁氏の6名と急増しています。 IEEE Milestone認定も2009年にはフェライトと太平洋横断衛星TV中継の2件がありました。 受賞者の皆様にお祝い申し上げるとともに、 このような受賞の増加に大きな貢献をされた前東京支部長の青木利晴氏、IEEE歴史委員会委員の大野栄一氏をはじめご協力頂いた方々に感謝申し上げます。
今期の特筆すべきイベントとしては、2009年10月23日に開催されたIEEE創立125周年記念式典があります。 これは世界8か所で開催され、東京はその最後を飾るものであり、 IEEE会長John Vig氏、IEEE R10ディレクタYong-Jin Park氏を含む約200名が参加する盛会となりました。 これ以外にも、IEEEのVIPが東京支部を訪問される機会は多く、本部との交流も盛んです。 式典に併せて情報通信技術の将来に関するテクニカルセミナーが開催されましたが、今期はそれを含め9回の講演会を開催しました。 また、前期に設立したGOLDに加え、今期は新たに本支部にLMAG(Life Member Affinity Group)を設立し、2010年10月に設立総会を開催しました。 LMAG はChairの葉原耕平氏のもと活発な活動を始めています。
東京支部は会員の数と質から、IEEEの中でも重要な立場にあります。 会員の皆様の活発な活動が、支部会員のみならずIEEE全体にも大きな貢献をいたしました。
ここで諸活動を熱心に推進していただいた 川上潤三副支部長、花輪誠Secretary、河野隆二Treasurerをはじめ役員の皆々様に心から感謝申し上げます。 また幹事会社である株式会社日立製作所様と同社林睦美様と中條ちひろ様のご協力に厚くお礼申し上げます。 さらに事務局の島袋恵理子様と加藤麻紀子様にはさまざまな仕事を快くお引き受けいただきました。有難うございました。
2011年1月からの新支部長は青山友紀氏(慶応大学)です。 新体制のもとでIEEE東京支部がさらに発展することを心から期待します。 最後になりましたが、会員の皆様に改めて御礼申し上げるとともに、皆様のますますのご活躍をお祈りいたします。

 

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