IEEE 東京支部

第79号

2013/2014年 IEEE東京支部 新支部長就任のご挨拶
早稲田大学 教授
津田 俊隆

皆様、明けましておめでとうございます。本年より2年間IEEE東京セクションの代表を務めさせて頂くことになりました早稲田大学の津田です。皆様と共に、東京セクションの活動がより活発に、より価値あるものになるように励みたいと思います。

当セクションの現状をみますと、現状会員約8,000名で昨年と比べて約130名の増加であり、国内の多くの学会が会員数を減らしている中で、順調な進展を示しています。また、セクション独自企画の講演会の開催も11件で例年の2倍程度と活発であり、若い会員の皆様を対象としたGOLD会合、経験豊かな会員皆様のLMAGも講演会やニュースレター発行等、広い年齢層の会員の皆様に向けた企画が実行され、未だ十分だとは言えませんが、多くの皆様に有用な“場”が提供できたのではないかと思います。これも、前期理事の皆様をはじめとした会員の皆様のご協力の賜物と思います。このような多くの会員の皆様に参加頂ける“場”の提供は、学会特にセクションの重要な機能だと思っておりますので、今後とも大切にして日本産業の活性化に少しでも寄与していきたいと思います。

これからの2年間で東京セクションとして取り組むべき大きな事項として、セクションの財政問題とChapter引き受けがあります。先ず財政的にみますと、長い間続いた円高の影響で実質予算が減少し、Japan Council全体が苦しい状況にあり、過去の留保を消化する赤字体質が続いております。また留保も残り少なくなっています。昨年後半から円安傾向になり、幾分かの改善は期待できますが、Japan Councilとしてひいては東京セクションとしての計画を考え直す時期にきています。この状況を受けて、今年度の計画は出入り均衡を図る方向で組んでいますが、このままでは縮小均衡になり活性度が低下する恐れがあります。何とか皆様の知恵で活性度を維持持拡大する方策を考えていきたいと思います。Chapter引き受けについては、現在Japan Counsel に所属している各Chapterを適切なセクションに所属させる検討が進んでおり、東京セクションもしっかり受け止め、活発な活動を展開する準備が必要です。幸い、組織としてはチャプター活動を受け持つ委員会があるため、この委員会を中心にしっかりした準備を行いたいと思います。

この他にも、最近減少傾向にある上級メンバーシップへのプロモーション、大学入学以前の子供達に技術の面白さを伝える、国内他学会との連携強化による活動の幅拡大等、考えないといけない問題は数多く存在します。とても2年間で解決できる問題ではありませんが、会員の皆様にご意見ご協力を頂きながら、できる所から実現していきたいと思っています。最後に、東京セクションが益々皆様にとりまして有益な組織になりますよう、皆様のご支援、宜しくお願い致します。

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Marker 2013/2014年 IEEE東京支部 役員および理事
Marker 2013/2014年 IEEE東京支部 常設委員会

 

2013年 IEEE東京支部総会
2013年 第1回IEEE東京支部主催講演会
2013年 新Fellow表彰式 のご案内

2013年IEEE東京支部総会・支部主催講演会・新Fellow表彰式を2013年3月14日(木)に機械振興会館にて開催いたします。 ぜひご出席くださいますようお願い申し上げます。

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