画像提供:金沢市
IEEE Circuits and Systems Society Japan Joint Chapter (CASS JJC)では,COVID-19禍にいる若手研究者および学生をエンカレッジするためのワークショップ「Young CAS Researchers Workshop」を,2022年11月28日(月)に金沢市文化ホール(石川県金沢市)で開催します.
本ワークショップは,一部(招待講演など)オンラインでも配信しますが,対面を主として開催します.また,参加費無料な上に,デザインガイア2022との併催になりますので,分野を超えた多くの方々と交流・意見交換をすることができます.特に,ここ数年,研究に関する対面での交流ができていない方や,対面での学会未経験の方にこそ現地へお越しいただきたいと思っています.以下に記す様々な企画を用意しております.是非ご参加ください!
IEEE Circuits and Systems Society Japan Joint Chapter (CASS JJC)
金沢市文化ホール 大集会場および展示室
〒920-0864 石川県金沢市高岡町15番1号
https://www.bunka-h.gr.jp/
2022年11月28日(月)13:00~18:00
若手研究者や学生の研究をエンカレッジするために, 成果の出た研究に限らず,研究初期段階のアイデアレベルのものや途中段階のもの, 行き詰ってしまったものなどを共有し,今後の更なる発展のための意見交換を目的としたポスター発表を広く募集します.
優秀な発表に対しては,賞状と副賞を贈呈します.
口頭発表(1件5分のショートプレゼンテーション) + ポスター発表
会場での対面形式でのプレゼンテーションおよびディスカッションになります.オンライン発表への対応はありません.
発表言語は,日本語もしくは英語でお願いします.
ポスターを貼り付けるボードのサイズは,縦 2100mm x 横 1200mm です.この範囲でポスターを作成してください.
2022年 11月 14日(月) 午前 9:00 締切
申込みサイトに必要事項をご記入の上,お申し込みください.
参加は,若手に限らず,どなたでも可能(歓迎)です.また,参加費無料です.
オンラインでの参加も可能ですが,対面での交流を主としておりますので,配信内容は 招待講演など一部に限られます.予めご了承ください.
参加登録フォームに必要事項をご記入の上,ご登録ください.なお,併催のデザインガイアと一元的に参加者を把握することになりました* ので,デザインガイアと同じフォームになっております.
*現地自治体からの要請で,感染症対策のために来場者数や連絡先等を把握するためです.
最後の項目「どの研専の発表を聴講しますか」では,その他を選び「IEEE CASS JJC のワークショップに参加」とご記入ください.
また,本ワークショップのみに参加される方は,「支払い方法」の項目もその他「IEEE CASS JJC のワークショップに参加」とご入力ください.
この機会に,是非,協賛しているデザインガイア2022への参加もご検討ください.
2022年 11月 25日(土) 23:59 締切
無料!
12:45-13:00 | 受付 |
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13:00-13:10 | Opening Ceremony |
13:10-13:20 | IEEE CASS JJCの紹介(CASS JJC Chair 戸川 望,早稲田大学) |
13:20-14:00 | 招待講演:「IEEE論文誌投稿のススメ」(講師:関屋 大雄(千葉大学))@大集会室 |
14:00-15:45 | ショートプレゼンテーション@大集会室 |
15:45-16:15 | ポスター発表準備 |
16:15-17:45 | ポスター発表会@展示室 |
17:45-18:00 | 表彰式 |
学生時代の研究について頑張った成果が誰かの役に立てばそれに越したことはありませんよね.もちろん,その技術が直接社会実装され,多くの人の幸福につながれば理想ですが,すべての研究が直接的に社会に還元されるものではありません.ほとんどの研究成果は,それをなるべく多くの人に知ってもらい,次なる研究の礎となることでその輝きを得ることになります.
自分の研究成果を知ってもらう方法の一つとして,研究成果を論文にまとめることが挙げられます.論文は一度掲載されれば半永久的に残り,その研究を自分が世界ではじめて着手し,成果を上げた「証拠」になります.ご両親,将来の家族などに,自分のやってきたことを,胸をはって説明することもできるでしょう.
本講演を通じて,学生のみなさんに「論文を書いてみませんか?」と訴えかけたいと思います.
など,学生さんが疑問に思っているであろうことについて,大学教員の視点からの本音もふまえて,ざっくばらんに説明していきたいと思います.
《講師紹介》2001年慶應義塾大学大学院理工学研究科電気工学専攻博士課程修了.同年千葉大学大学院自然科学研究科に助手として着任.現在,同大学院工学研究院教授.途中,Wright State University(米国オハイオ州)訪問研究員(2008-2010).湘潭大学(中国湖南省) Honored Professor,長崎総合科学大学客員教授.
これまでパワーエレクトロニクス,非線形回路理論,通信方式,ディジタル信号処理に関する研究に従事. IEEE(米国電気電子学会) Circuits and Systems Society,Board of Governor(2020-),IET(英国工学技術会) Circuits, Systems, and Devices地域編集委員(2016-),IEEE Journal of Emerging and Selected Topics in Power Electronics編集委員(2019-),電子情報通信学会Communication Express編集委員長(2018-2020),IEEE Trans. Circuits and Systems-II 編集委員(2018-2020),2018International Symposium on Nonlinear Theory and Its Applications実行委員長等を歴任.2008年船井学術奨励賞,安藤博記念学術奨励賞,エリクソンヤングサイエンティストアワード,2020年電子情報通信学会論文賞等を受賞.
IEEE,電子情報通信学会各シニア会員,電気学会,情報処理学会,信号処理学会各会員.
発表順 (ポスター番号) |
発表者名(所属) |
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タイトル | |
5 | 孫鶴鳴(早稲田大学) |
FPGA Implementation of Learned Image Compression |
発表順 (ポスター番号) |
発表者名(所属) |
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タイトル | |
2 | 川上 蒼馬 (早稲田大学),巴 徳瑪 (NTT),大野 乾太郎 (NTT),八木 哲志 (NTT),寺本 純司 (NTT),戸川 望 (早稲田大学) |
外部磁場の調整によるイジングマシンへの初期解の設定 | |
14 | 狩野楓(信州大学)、上口光(信州大学) |
ウェアラブル生体信号計測システムのためのフォトダイオードとアナログフロントエンド回路の試作と評価 |
発表順 (ポスター番号) |
発表者名(所属) |
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タイトル | |
6 | 小坪稜麻(静岡大学)、丹沢徹(静岡大学) |
CMOSクロスカップル型RF-DCチャージポンプの回路モデル | |
7 | 久古幸汰(早稲田大学)、戸川望(早稲田大学) |
FPGAに対する消費電力波形の形状を考慮したIoTデバイス異常動作検知 | |
13 | 矢野悠生(会津大学)、野崎慎二(会津大学)、相澤朋英(会津大学)、小平行秀(会津大学) |
Approximate Computingにおける回路性能の改善のためのレイアウト設計 |
本ワークショップに関するお問い合わせは以下のIEEE CASS JJC幹事団までお願い致します.
ieee-cas-jjc2022[at]googlegroups.com
※[at]を@に置き換えてください.