IEEE Kansai Section第55回技術講演会
IEEE 関西支部会員各位
IEEE Kansai Section Members
IEEE Kansai Section
Chair Yukihiro Nakamura
中村 行宏
★★★IEEE 125周年記念★★★
IEEE Kansai Section第55回技術講演会のご案内
The 55th IEEE Kansai Section Lecture Meeting
IEEE関西支部では,会員サービスの一環として,技術講演会を企画・実施しています。
第55回は,IEEE 125周年記念イベントとして 『モノづくりの真髄にせ
まる研究開発』 と題し、IEEE Signal Processing Society Kansai Chapter な
らびに NTTコミュニケーション科学基礎研究所との共催で、下記要領にて開催
いたします。この記念すべき年を祝うのにふさわしい魅力的な内容となっており、
当日は、「ムラタセイサク君」、「セイコちゃん」の実演も予定しています。
IEEE会員以外の方もご参加いただけます。ご周知頂ければ幸いです。
IEEE Kansai Section will have the 55th IEEE Kansai Section Lecture Meeting as follows.
記
技術講演会概要
講演会テーマ(Title)
IEEE 125周年記念 技術講演会
『モノづくりの真髄にせまる研究開発』
IEEE 125th Anniversary Technical Program
- True Craftsmanship in Research and Development -
講演者(Lecturers)
・門田道雄 氏
株式会社村田製作所
・吉川 浩一 氏
株式会社 村田製作所
・杦本 日出夫 氏
東大阪宇宙開発協同組合 副理事長
日時(Time & Date)
2009年9月15日(火) 13:00~16:30
Tuesday, September 15, 2009, 13:00~16:30
場所(Place)
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
NTT京阪奈ビル(けいはんな学研都市)
京都府相楽郡精華町光台2-4
http://www.kecl.ntt.co.jp/rps/ja/keihanna.html
バス時刻表検索[奈良交通]
主催(Organizer)
IEEE関西支部
共催(Co-Organizer)
IEEE Signal Processing Society Kansai Chapter
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
言語(Language)
日本語(Japanese)
プログラム(Program)
- 講演(1)13:10~14:10
- 演目:「情報化時代をかげで支える村田の電子部品」
講師: 株式会社村田製作所フェロー・技術・事業開発本部 門田研究室 室長
門田 道雄 氏 - 講演(2)14:20~15:20
- 演目:「自転車型ロボット「ムラタセイサク君(R)」の開発と活用」
講師: 株式会社 村田製作所 広報部 企業広報課
吉川 浩一 氏 - 講演(3)15:30~16:30
- 演目:「やりました夢の実現! 「まいど衛星」自社経営に活かす衛星開発」
講師: 東大阪宇宙開発協同組合 副理事長
杦本 日出夫 氏
講演内容(Abstract)
・門田 道雄 氏 (株式会社村田製作所)
Title: 情報化時代をかげで支える村田の電子部品
情報機器、移動体通信機器には、多くの電子部品が使用されている。 これら機
器の小型化や高機能化には電子部品が必要不可欠である。小形化や高性能化され
た 電子部品の開発と実用化の苦労話について講演する。
・吉川 浩一 氏 (株式会社村田製作所)
Title: 自転車型ロボット「ムラタセイサク君(R)」の開発と活用
2005年に発表した自転車型ロボット「ムラタセイサク君」は電子部品の応用提
案だけでなく、企業PRや生産技術力のアピールを目的に社内で開発した。本講演
では、「セイサク君」について、開発の背景、技術開発の経緯、搭載したセンサ
技術、制御技術について紹介する。 また最近の活用事例について述べ、中でも
子供たちの理科離れ防止を目的に始めた 「出前授業」の活動状況と子どもたち
の反応、今後の授業展望を紹介する。
・杦本 日出夫 氏 (東大阪宇宙開発協同組合)
Title: やりました夢の実現! 「まいど衛星」自社経営に活かす衛星開発
「東大阪市から人工衛星を」合言葉に“ものづくりのまち”として知られる東大
阪市の中小企業の高い技術力を結集して、作り上げられた人工衛星「まいど一号」。
衛星開発の経緯や悪戦苦闘して作り上げられた衛星開発(宇宙空間の真空状態や
激しい温度差に耐えなければならない等)についてのお話や打ち上げに成功した
「まいど一号」が今、どの上空にいるか等を紹介して頂きます。
講演者略歴(Biography)
・門田 道雄 氏 (株式会社村田製作所)
東北大学大学院修士課程修了後村田製作所入社。昭和60年金沢の弾性表面波専門
工場設立に伴い金沢転勤。平成2年金沢工場が軌道に乗った後本社に帰任。平成6
年東北大学より工学博士授与。平成17年フェロー就任。
超音波エレクトロニク
ス(主に弾性表面波)を応用した世界初の電子部品を数多く開発、実用化。それ
らの業績に対し、平成7年と平成16年に大河内記念技術賞、平成9年文部省科学技
術庁長官賞、平成14年と平成17年に日本音響学会技術開発賞、平成15年オーム技
術賞、平成17年春紫綬褒章、平成21年IEEEフェローを授与。
現在、村田製作所、技術・事業開発本部、門田研究室室長。 IEEE・UFFCソサエティ日本支部長、日
本音響学会関西支部支部長等を歴任。
・吉川 浩一 氏 (株式会社村田製作所)
1985年福井村田製作所入社 積層セラミックコンデンサ 生産ラインのFA化業務を
担当
1997年野洲事業所 生産技術開発部にて生産設備の設計、制御ソフトウェアの開
発を担当
2005年ムラタセイサク君開発プロジェクトに参画
2007年より現職 セイサク君を用いた出前授業、企業PRを担当
・杉本 日出夫 氏 (東大阪宇宙開発協同組合)
昭和56年(株)大日電子創立 取締役就任(有線・無線電気通信機器の設計開発)
平成 5年 同常務取締役就任,平成10年 同代表取締役就任
1000種類以上の各種遠隔制御装置の設計・開発を担当
その他の設計開発実績:
・高度医療情報伝送システム(京都消防局向けヘリ搭載心電図等無線伝送装置)
・インテリジェント派出所システム(奈良県警向け準動画・音声で本署と派出
所間で対話)
・バス運行システム(伊丹市バス向け電磁波無線による自動応答運行の交通信
号機)
・塗覆装損傷監視装置(大阪ガス向けパイプライン幹線の地中電流による管損
傷カ所探知システム
・400MHzデジタル無線送受信機開発(東北新幹線車上局)
・宇宙開発ベンチャー・ハイテク制度で姫工大前中一介助教授,大阪府産業振
興機構有田滋氏と共同研究でシリコンマイクロジャイロシステム開発,日本
一の宇宙ベンチャー大賞を受賞。
・関西大学・大阪大学・NIRO・ATR・産技総研と各種共同研究中
・NEDO事業東大阪宇宙開発で小型衛星の通信系システムの研究員
この情報は,IEEE関西支部ホームページでもご覧になれます。
The information on this lecture is at:
http://www.ieee-jp.org/section/kansai/ をご覧ください。
参加費 (Fee)
無料 (Free)
参加申込み先 (Contact for registration)
小坂 有香子
Yukako Kosaka (NTT Communication Science Laboratories)
NTT コミュニケーション科学基礎研究所
Tel: (0774) 93 5518 Fax: (0774) 93 5158
E-mail: ieee-kansaiアットcslab.kecl.ntt.co.jp
(アットを@に変換し、送信してください。)
会場準備の都合上、参加ご希望の方は、9月10日(木)までに、以下の情報を
参加申し込み先まで Email(Faxでも結構です)にてお知らせください。
- ご所属
- お名前(ふりがな)
- IEEE会員番号(会員の場合)
本件連絡先 (For further information)
IEEE Kansai Section Technical Program Committee Chair
山田 武士(NTT先端技術総合研究所)
yamada.takアットlab.ntt.co.jp
(アットを@に変換し、送信してください。)