IEEE Kansai Section第26回技術講演会
IEEE Kansai Section第26回技術講演会のご案内
The 26th IEEE Kansai Section Lecture Meeting
IEEE関西支部では、会員サービスの一環として技術講演会の企画・実施を行なっております。
その第26回目として、理化学研究所情報基盤研究部の戎崎俊一氏をお招きし、以下の要領で
講演会を開催致します。
会員以外の参加も可能ですので、お近くの方々にご周知頂ければ幸いです。
IEEE Kansai Section will have the 26th IEEE Kansai Section Lecture Meeting as follows. Anyone can attend it even if you are not a member.
記
技術講演会概要
講演会テーマ(Title)
ペタフロップス・コンピューテングの世界
講演者(Lecturers)
理化学研究所 情報基盤研究部 戎崎 俊一 主任研究員
日時(Time & Date)
Friday, November 19, 2004 13:30~15:00
場所(Place)
NTT コミュニケーション科学基礎研究所 大会議室
(NTT Communication Science Labs, Main Conference Room)
〒619-0237 京都府相楽郡精華町光台2-4
(NTT西日本 京阪奈ビル C棟3階 会場地図は下記ホームページを参照)
http://www.kecl.ntt.co.jp/rps/ja/keihanna.html
主催(Organizer)
IEEE関西支部
言語(Language)
日本語(Japanese)
講演内容(Abstract)
本講演では、科学技術計算システムの現状を簡単に議論したうえで、克服すべき点を
明らかにする。それを乗り越えるための手段の一つとして、新しい科学技術用計算機の
アーキテクチャVPM (Vector Processor Matrix)を提案し、2010年までに20Pflopsの
理論性能を達成する計画を提示する。さらには、そのようなペタフロップス・マシンができたとき、
科学技術分野にどのようなブレークスルーが期待できるかを議論する。特に注意すべきことは、
20Pflopsクラスのマシンは人間の脳の情報処理能力に匹敵し始めていることを指摘し、
その上で人間の脳の高次の働き、心や意思の本質に迫る研究に使う可能性について議論する。
戎崎俊一氏は、計算宇宙物理、特に、ブラックホールの研究がご専門ですが、理化学研究所で
分子動力学シミュレーション専用スーパーコンピューター(MDM:Molecular Dynamics Machine)
開発の中心人物でもあります。MDMは2001年当時IEEE(米国電気電子学会)から世界最速との
認定を得ており、次世代モデル(MDGRAPE-3)の開発がほぼ終了し、来年度には使えるように
なるそうです。詳細は
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2004/040820/
をご覧ください。
当日は、情報処理分野の研究者の方々にもわかりやすく、宇宙物理の話、科学技術用の
スーパーコンピュータの天文学へのインパクトなどを端緒とし、さらには、計算機科学全般に
ついてまで幅広くお話していただく予定です。
(参考: http://www.itmedia.co.jp/enterprise/0311/10/epn01.html
,
http://atlas.riken.go.jp/~ebisu/smbh.html
)
講演者略歴(Biography)
昭和56年3月 大阪大学理学部物理学科卒業
昭和58年3月 東京大学理学系大学院天文学専門課程修士課程卒業
昭和61年3月 東京大学理学系大学院天文学専門課程博士課程卒業 理学博士取得
昭和6年11月 アメリカ合衆国National Research Council Resident Research Associate
昭和63年5月 神戸大学大学院自然科学研究科 助手
平成元年6月 東京大学教養学部 助手
平成3年12月 同助教授
平成7年8月 理化学研究所主任研究員
平成8年11月 (株)日経サイエンス主催 第2回コンピュータ・ビジュアライゼーション・コンテスト 最優秀賞受賞
平成12年11月 Gordon Bell Prize, Peak Performance Category
平成14年10月 ビジュアル・サイエンス・ファスタ2002 優秀賞
参加費 (Fee)
無料 (Free)
会員以外の参加も可能ですので、お近くの方々にご周知頂ければ幸いです。
Anyone can attend it even if you are not a member.
参加申込み先 (Contact for registration)
NTTコミュニケーション科学基礎研究所 浦野 祐美
Yumi Urano (NTT CS Labs)
Tel: (0774) 93 5008 / Fax: (0774) 93 5015
E-mail: yumi@cslab.kecl.ntt.co.jp
会場準備の都合上、参加ご希望の方は、所属、お名前(ふりがな)および
IEEE会員番号を上記参加申し込み先までEmail (Faxでも結構です)にて
11月5日(金)までにお知らせください。
Please register in advance. E-mail or fax IEEE member ID, your name and affiliation by November 6 (fri).
本件連絡先 (For further information)
NTT コミュニケーション科学基礎研究所 研究総括担当
山田武士
Takeshi Yamada
E-mail: yamada@cslab.kecl.ntt.co.jp
-----------------------申し込み書 (きりとり)------------------------------
NTTコミュニケーション科学基礎研究所 宛
(FAX: 0774-93-5015)
技術講演会申し込み書
ご芳名:
ご所属名:
ご住所: 〒
TEL:
FAX:
E-Mail:
☆ 下記いづれかに○を記してください。
IEEE 会員 非会員
お申し込みはFAXまたはE-Mailでお願いいたします。
FAX:0774-93-5015
E-Mail:yumi@cslab.kecl.ntt.co.jp
本件申し込み先、問合せ先
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
浦野:TEL (0774)93-5008
FAX (0774)93-5015
E-mail yumi@cslab.kecl.ntt.co.jp