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Contents of the Symposium - シンポジウム内容

Keynote Speech - 基調講演

12月13日 10:00〜11:30
講演題目
「コンピュータはどこまで進化するか」
講師
大場 充
所属
広島市立大学 情報科学部 所属

米国IBM社の研究所では,毎年,10年後のコンピュータがどのようなものになるかを予測していた. ただし,その予測が的中したためしはない.客観的な根拠に基づく将来予測の限界がここにある. 1960年に,電気を通す高分子素材があるとは誰も予想しなかった. 逆に,絶対0度で電気抵抗がなくなることから,多くの科学者は, 1990年ごろのコンピュータは,巨大な冷蔵庫に入ることを予想していた. また,1980年ごろ,植物の生化学を応用したバイオ植物コンピュータが, 2000年には開発されると思われていた.科学者の予想は当らない. しかし,そのような予想をすることは無駄ではないし,単なる遊びではない. 学問的にも重要なことである.

今回は,「コンピュータは,どこまで進化するか」について, コンピュータ開発の歴史的な発展を振り返り, 「コンピュータは,どこから始まり,どこまで進化したか」を分析した上で, 今後50年間でどこまで進化できるか(「進化するか」ではない), そして紀元2100年までにどこまで進化できるかを, ハードウェアとソフトウェアの2つの観点から推測(推論)する. さらに,コンピュータの理論的な発展を阻害する, 我々人間のコンピュータを利用できる能力が, あと100年でどこまで向上するかの考察を踏まえ, 「100年後のコンピュータがどのようなものになるか」を議論したい.

基調講演 基調講演の模様

Panel Discussion - パネルディスカッション

12月14日 13:00〜14:30
テーマ
「動き出す国立大学〜未来への展望〜」

2003年7月9日国立大学法人化関連法案が参議院本会議で可決され, 政府は優れた教育や特色ある研究に各大学が工夫を凝らせるようにと, 国立大学の「法人化」を決定しました.しかしその中で, 法人化による授業料の増加や大学の自治の侵害などといった問題点が上がってきており, 国立大学の今後の動向が非常に注目されています.

そこで本パネルディスカッションでは, この国立大学法人化が今後社会にどのような影響を及ぼす可能性があるのか, また今後どのように変わっていくべきかということを, 大学関係者や学生がそれぞれの立場から議論・提案していきます.

動き出す国立大学〜未来への展望〜 パネルディスカッションの模様

司会者の紹介

角南 英夫 (すなみ ひでお)
広島大学ナノデバイス・システム研究センター 教授

パネリストの紹介

道上 正規 (みちうえ まさのり)
鳥取大学 学長
坂本 一光 (さかもと いっこう)
島根大学 副学長
山根 清 (やまね きよし)
広島大学総務部企画室(法人化対策室霞分室) 文部事務官
森 成史 (もり しげふみ)
山口大学大学院理工学研究科電気電子工学専攻 博士前期課程2年
永江 健一 (ながえ けんいち)
鳥取大学工学部社会開発システム工学科4年

Technical Presentation - テクニカルプレゼンテーション

学生が行うテクニカルプレゼンテーション(TP)は, 一般参加者と発表者との質問主導型の意見交換を想定した研究発表です. 発表者はポスターを用いた発表(ポスターセッション)に加えて種々の研究機器を用いたデモンストレーションも行うことで, 研究成果を存分にアピールできるようになっています. 本年度から中国地方のみならず,新たに九州・四国地方からもTPに参加して頂いております.

タイムテーブル(Technical Presentation)
12月13日(土)12月14日(日)
11:40〜12:10A・B 9:30〜10:00A
13:30〜14:30A・B10:45〜12:00B
14:40〜15:50A 14:40〜15:40A
15:50〜17:00B 15:40〜16:40B

A:テクニカルプレゼンテーションA  B:テクニカルプレゼンテーションB

発表題目の詳細は テクニカルプレゼンテーション発表題目(全114件) をご覧ください.

また,ブース割り当て表 もあわせてご覧ください.

テクニカルプレゼンテーションの様子 テクニカルプレゼンテーションの模様 テクニカルプレゼンテーションの模様 テクニカルプレゼンテーションの模様

Laboratory and Company Exhibition - 研究室・企業展示

研究室・企業展示では大学の研究室や企業内においてどのような研究がなされているのかを, 電気や電子などの分野にあまりなじみのない一般の方々にもわかりやすく 「来て,見て,触って」理解できるような体験的な展示を行います.

(※)研究室・企業展示はテクニカルプレゼンテーションと同一時間帯に並行して行われます.

研究室・企業展示の展示内容の詳細については 研究室・企業展示の展示テーマ をご覧ください (大学21件企業3件).

研究室・企業展示の様子 研究室展示の模様 企業展示の模様 企業展示の模様

Booth and Layout - ブースおよび会場図

Booth Table - ブース割り当て表

ブースの配置は 会場図 でご確認ください. また,発表題目と発表者氏名の一覧は テクニカルプレゼンテーション発表題目 をご覧ください.

(※)表中の論文番号の色は発表日を表しています.

発表色対応表
13日14日両日
ブース割り当て対応表
ブース論文番号ブース論文番号ブース論文番号ブース論文番号
A-01B-02 A-28D-36 B-01B-03 B-28F-01
A-02D-07D-20A-29D-14 B-02C-07D-21B-29D-18
A-03A-10 A-30C-15 B-03A-11 B-30C-06
A-04F-05 A-31B-12 B-04B-05 B-31B-14
A-05A-02 A-32B-18 B-05A-09 B-32B-17
A-06A-12 A-33B-09 B-06B-28 B-33B-11
A-07C-12 A-34A-07 B-07C-09 B-34E-01
A-08D-01 A-35C-13 B-08D-03 B-35A-06
A-09A-05 A-36A-13 B-09B-15 B-36A-01
A-10C-10 A-37D-11 B-10C-19 B-37D-02
A-11D-26 A-38D-33 B-11D-40 B-38B-20
A-12E-02 A-39C-20 B-12C-05 B-39D-45
A-13D-08 A-40D-35 B-13B-06 B-40D-43
A-14D-10 A-41D-29 B-14C-18 B-41D-38
A-15D-27 A-42D-41 B-15D-15 B-42B-27
A-16D-19 A-43D-25 B-16C-17 B-43D-32
A-17B-21 A-44D-34D-23B-17D-17 B-44D-37D-24
A-18D-46B-08A-45F-06 B-18D-42 B-45F-07
A-19D-16 A-46F-04 B-19D-28 B-46D-39
A-20D-06 A-47F-02 B-20D-31 B-47B-16
A-21C-14 A-48D-44 B-21C-16 B-48B-04
A-22B-23 A-49B-25 B-22B-19 B-49B-26
A-23C-01A-08A-50C-11 B-23D-13 B-50D-22
A-24C-02 A-51B-24 B-24D-47 B-51B-13
A-25D-05 A-52C-04 B-25D-12 B-52C-03
A-26C-08 A-53B-22 B-26A-04 B-53D-30
A-27D-04 A-54D-09 B-27A-03 B-54F-03

Layout Map - 会場見取り図

対応するブース番号は ブース割り当て表 でご確認ください.

会場見取り図(体育館)/拡大:会場全体図(PDF) 会場見取り図(体育館)