IEEE Computer Sociery
[C-16] Kansai Chapter

2024年 第1回技術講演会 生成AIのガバナンス、品質マネジメント最新動向

「生成AIのガバナンス、品質マネジメント最新動向」をテーマに,妹尾義樹氏,及び伏田享平氏を講師にお招きして講演会を開催しました.

日時
2024年10月4日(金) 15:00–17:30
会場
パナソニックホールディングス 技術部門 西門真地区
(京阪電車 西三荘駅から徒歩2分)
開催形態
ハイブリッド開催(リアル会場とオンライン配信の併用)
オプション
なおリアル参加の方は上記講演会とは別に、本イベント前の13:30-15:00に隣接会場にて、 「パナソニックホールディングス技術部門 AI国際学会採択論文のポスター発表会」 にもご参加いただけます。CVPRやIROS、ICML、UAIなどのAI国際難関学会採択論文6件の4ポスター発表を予定しておりますので、ふるってご参加ください。

15:00–15:10 オープニング

15:10–16:10  AI品質マネジメントの現状と生成AIへの対応について

概要
AIの品質マネジメントについての課題と、それを解決する枠組みを産総研が策定した「機械学習品質マネジメントガイドライン」の内容を中心に説明し、さらに最近注目を集めている生成AIについて、品質マネジメント視点での課題と解決への方向性を論ずる。
講演者
妹尾せお 義樹よしき 様(国立研究開発法人産業技術総合研究所 知財標準化推進部 標準化オフィサー)
略歴
1986年京都大学工学研究科情報工学専攻卒。博士(工学)。 NECの中央研究所に入社後、2005年までスーパーコンピュータ研究開発に従事。専門はスーパーコンピュータアーキテクチャと自動並列化。 その後NEC欧州C&C研究所副所長、NEC北米研究所Directorなどを歴任し、BigData、IoT時代の新たな計算機アーキテクチャ研究を統括。 その後AI技術を活用した北米でのAnalyticsビジネス開発を指揮。2018年産総研入所後は人工知能研究企画室長、情報標準化室長などを歴任し、 AI研究や情報技術に関わる標準化活動を指揮する傍ら、機械学習品質マネジメントについてのNEDOプロジェクトを研究代表として立ち上げる。

16:10–17:10 AI活用推進のためのAIガバナンス

概要
AI技術の進化と普及が進む中で,企業においては効果的なAI活用が必須となりつつある. 一方で,AI活用にあたっては,精度や品質に加えて,倫理面や社会受容性といった様々な観点からの考慮が必要となっている. 本講演では,AI活用を推進する上で不可欠な「AIガバナンス」の世界的な動向とその重要性について述べる. また,NTT DATAでのAIガバナンスの取り組みについても紹介する.
講演者
伏田ふしだ 享平きょうへい 様 (株式会社NTTデータグループ グローバルガバナンス本部 AIガバナンス室)
略歴
2005年大阪府立大学 工学部 電気電子システム工学科 中退.2010年奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 博士後期課程 修了, 同大学博士研究員.2011年奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 特任助教. 2012年株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(現:株式会社NTTデータグループ)入社. 途中,2020年~2022年の間,日本電信電話株式会社に転籍,NTT株式会社に出向. 現在,株式会社NTTデータグループ グローバルガバナンス本部 AIガバナンス室長. 博士(工学)

17:10–17:15 クロージング

17:15–17:30 名刺交換会

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