IEEE Computer Sociery
[C-16] Kansai Chapter

2021年 第1回技術講演会 医療AIの実用化に向けた挑戦と課題

「医療AIの実用化に向けた挑戦と課題」をテーマに,辺松氏,及び清野正樹氏を講師にお招きしてオンライン講演会を開催しました.

日時
2021年6月18日(金) 15:00–17:00
会場
オンライン開催(WebEX)

15:10–15:55 遠隔診療に向けた高速かつ安全な機械学習サービス 挑戦とチャンス

概要
遠隔診療サービスは,安全計算プロトコルに基づき患者のプライバシーが厳格に保護される必要がある. 近年,機械学習サービスにおいて,利用者のプライバシーを保証する計算方式の研究が盛んに行われているが, 高いセキュリティ確保と計算効率の両立が困難であるため,社会実装に向けた課題がある. 本講演では,遠隔診療サービスにおける安全な機械学習サービスが直面している挑戦と, それを解決するための最新の研究手法を紹介する.
講演者
Bian Song (京都大学)

略歴

2019年 京都大学情報学研究科で博士(情報学)を取得.同年より同研究科助教.応用暗号学、安全計算や暗号学アクセラレータについて研究を行っている.

16:10–16:55 産学連携を活用したデータに基づく医療AIの取り組み

概要
パナソニックの福井大との医工連携の活動紹介, 具体的には医療AIの事例を具体的に示しつつ, 人工知能と医療の融合に向けての考え方をご紹介する. またAI応用の技術的,ビジネス構築上の課題についても言及し, 今後の医療AIのあり方について議論する.
講演者
清野きよの 正樹まさき (パナソニック株式会社)

略歴

パナソニックの福井大との医工連携の活動紹介,具体的には医療AIの事例を具体的に示しつつ,人工知能と医療の融合に向けての考え方をご紹介する.またAI応用の技術的,ビジネス構築上の課題についても言及し,今後の医療AIのあり方について議論する.

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