2017年 第2回技術講演会 宇宙機をとりまく最新技術
「宇宙機をとりまく最新技術」をテーマに,佐々木通氏,及び白坂成功氏を講師にお招きして講演会を開催しました.
- 日時
- 2017年12月21日(木) 15:00–17:15
- 会場
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京都リサーチパーク 西地区 4号館 ルーム2
600-8815
京都府 京都市 下京区中堂寺南町134
15:00–16:00 宇宙機用オンボードコンピュータの開発とデータ処理システム
- 概要
- 人工衛星や探査機,補給機などの宇宙機は宇宙という特殊な環境で動作するシステムである.宇宙機の中にはオンボードコンピュータを含め多くのデジタルシステムが搭載されており,宇宙環境で適切に動作するように設計されている.本講演では宇宙で使われるオンボードコンピュータやデータ処理システムの特徴とその設計思想について説明する.
- 講演者
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佐々木
通
(三菱電機株式会社)
略歴
2005年京都大学大学院理学研究科卒業後,三菱電機入社.先端技術総合研究所にてカーナビゲーションシステムの研究開発に従事.その後,小型人工衛星向けの搭載計算機やネットワークの研究を行った後,現在,三菱電機 鎌倉製作所にて人工衛星搭載向けのデータストレージ装置のフライト製品開発に従事中.
16:15–17:15 宇宙機システム開発からの学びの体系化と応用 宇宙機システム開発からの学びを他の分野に活用する
- 概要
- 宇宙スーテション補給機や大学の超小型衛星など複数宇宙機のシステム開発を通じて得たシステム開発に関する学びをまとめた上で,それらを他の分野のシステム開発に活用するためのアプローチについて紹介する.
- 講演者
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白坂
成功
(慶應義塾大学)
略歴
東京大学大学院修士課程修了(航空宇宇宙工学),慶應義塾大学後期博士課程修了(システムエンジニアリング学).大学院修了後,三菱電機にて15年間,宇宙開発に従事.「こうのとり」,日本版GPS「みちびき」などの開発に参画.大学では超小型衛星開発の方法論を構築.大規模複雑・高信頼性システム構築からイノベーション創出方法論にいたるまで,幅広い方法論の構築の研究に取組む.2010年より慶應SDM准教授.2017年より同教授.2015年12月より内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)プログラムマネージャ.