(更新年月日:2017年6月26日)
当Chapter では,IEEE Reliability Society Japan Chapter Awards
制度を創設し,2003年から運用,2008年度からAwardsの名称が変更されております.
2016年度Awardの受賞者は次の方々です.
対象論文 | "Integrating Animation-Based Inspection Into Formal Design Specification Construction for Reliable Software System" IEEE Transactions on Reliability, 2016 |
受賞理由 | 仕様のアニメーションに基づくインスペクション技術を形式仕様記述過程 に融合し,設計者とユーザ間のコミュニケーションを可視化することに成功しており, 形式仕様の妥当性の検証をより効率的に行うための新たな手法についても提案している等, ソフトウェアの信頼性を可視化する画期的な方法論を提案した有用な研究である. |
対象論文 | "A Study on the MTTF of Parallel Systems Under Dependnet Failure-Occurrence Environment" Asia-Pacific International Symposium on Advanced Reliability and Maintenance Modeling (APARM 2016) |
受賞理由 | n素子並列システムにおいて,各素子が依存故障することがあり得る環境を仮定し,FGMコピュラの枠組み においてその平均故障時間を導出している.これに基づき,n素子並列システムであっても,依存故障環境のために, (n-1)素子並列システムのMTTFしか性能を発揮できなくなる依存性パラメータの閾値について解析的に求め,考察 を加え,解析に現れるいつくかの興味深い量についても述べているなど有用な研究である. |
開発課題名 | 信頼性工学及びTQMの理論・方法論の社会における実践・適用における功績 |
受賞理由 | 長年にわたる,信頼性工学及びTQMの理論・方法論の先駆的な研究を実施・先導してきた業績と その成果を社会実装するために普及・啓蒙する活動への貢献,並びに次世代の人材育成に関する 活動など,信頼性技術に関連する幅広い功績は多大である. |
© 2017 IEEE Reliability Society Japan Joint Chapter授賞式は2017年6月17日(土)に首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパスにて執り行われました。
(写真は受賞者とChairの福本聡教授)
【IEEE Reliability Society Japan Joint Chapter論文賞】
Shaoying Lu 氏(写真左)
【IEEE Reliability Society Japan Joint Chapter学術奨励賞】
太田修平 氏(写真左)
【IEEE Reliability Society Japan Joint Chapter信頼性技術功績賞】
鈴木和幸 氏(写真左)