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Newsletter No.47 (2025-1)
July 1, 2025
IEEE 関西支部
- 「AI時代の大学教育への取組みと展望」第29回関西支部LMAG技術講演会のご案内
- 第130回IEEE関西支部TPC技術講演会のご案内
- 2025年 IEEE関西支部 Young Professionals 賞募集のお知らせ
- 第22回 IEEE関西支部 学生研究奨励賞募集のお知らせ
- 関西支部事務局からのお知らせ・お願い
「AI時代の大学教育への取組みと展望」第29回関西支部LMAG技術講演会のご案内
IEEEでは会員サービスの一環として、革新的な研究・開発・事業・教育に関する講演会等を企画、実施しています。 生成AIをはじめとしたAI技術の革新的発展は大学教育にも大きな影響を及ぼしています。これからのAI時代における大学教育の在り方を巡り、AI時代にこそ大切になる理解力を高める教育への取組み、ならびに生成AIを教育面と学習面の両面から上手く活用する試みについて、お二人の著名な講師の方々にご紹介頂きます。 IEEE会員のみならず、学生や会員のご家族、ご友人など非会員の方々もご参加いただけますので、ご周知頂ければ幸いです。
<< 内容>>
講演1 AI 時代にこそ大切な「知識を理解に昇華させる教育」への取組みと展望
■概要
大規模言語モデルは、膨大な知識を有し自然な文章を生成してくれます。このようなAI の時代だからこそ、学生の皆さんには「知識は覚えるのではなく、理解へと昇華させるもの」と拘って頂きたいと考えます。これを促すための学修指導法の工夫、ならびに「論理的思考力」「創造力」といった「汎用力」の涵養に向けた試みをご紹介させて頂きます。
■講演者 保立 和夫 氏 (IEEE Life Fellow)
豊田工業大学 学長
東京大学名誉教授
元 東京大学 理事・副学長
元 応用物理学会 会長
講演2 生成AI が変える高等教育~インドネシアTelkom 大学の実験から~
■概要
高等教育では生成AI、特にLLM(大規模言語モデル)への対応が急がれる。教員の準備状況にかかわらず学生は生成AI を利用し始めている。本講演では、インドネシアTelkom 大学の実験をもとに、教育面では成果重視からプロセス重視への転換と、学習面では学生のLLM リテラシー向上が課題であることを述べる。
■講演者 石田 亨 氏 (IEEE Life Fellow)
京都大学名誉教授
インドネシア・テルコム大学客員教授
元 NTT コミュニケーション科学研究所
元 電子情報通信学会 会長
詳細は案内チラシでもご覧いただけます。
IEEE関西支部Fellow Club 第130回IEEE関西支部TPC技術講演会
IEEE Fellowの方に、Fellow授与の根拠となった研究成果をご講演いただくとともに、Fello申請時のエピソードなどをお話ししていただきます
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日時:2025年7月28日(月) 15:30~17:00
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開催方法:オンライン配信(Zoom)
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講演1:「III-V族化合物半導体の実用化-GaAs高周波/GaNパワーデバイス- 」
パナソニックインダストリー(株)
上田哲三氏
講演2:「ワイヤレス電力伝送の研究と実用化の最前線」
京都大学生存圏研究所教授
篠原真毅氏
詳細は案内チラシでもご覧いただけます。
2025年 IEEE関西支部 Young Professionals 賞募集のお知らせ
IEEE 関西支部では学術論文や学会発表などの IEEE 活動を通じて技術分野の発展に貢献した、
または直接あるいは間接に支部活動に貢献のあった学生会員ならびに大学、企業等に勤務する
若手会員 (学部卒業 (相当) 後 15年以内)を「IEEE 関西支部 Young Professionals 賞」として
表彰しています。
皆様の周りにふさわしい方、例えば IEEE の国際会議などにおいて Best Paper Award を受賞
された若手の方等、がおられましたら是非ともご推薦いただきたいと存じます。
なお、詳細につきましてはhttp://www.ieee-jp.org/section/kansai/award/をご覧ください。ご不明な点等は Awards Committee (担当: 肥後 芳樹 ac-kansai<at>ieee-jp.org) までお問い合わせください。
第22回 IEEE関西支部 学生研究奨励賞募集のお知らせ
IEEE 関西支部では、次世代を担う若い学生の研究を奨励するため 2004年より「学生研究奨励賞」を設け、
優れた英文論文を発表し、本会分野の発展への将来の貢献が期待される関西支部の学生員を表彰しており
ます。本賞は IEEE がカバーする広い分野で理論から実践、アプリケーションまでの幅広い研究活動におけ
る、学生それぞれの立場 (学部生、修士課程、博士課程) での質の高い主体的な貢献を積極的に評価、
奨励するものです。資格のある学生諸君には、下記の要領で奮って応募されますようご案内申し上げます。
なお、指導教員やそれ以外の方からも、対象学生に応募するように奨励していただければ幸いに存じます。
応募者は、論文投稿時あるいは現時点で IEEE 関西支部の学生会員であり、次のいずれかの論文を発表
した方を対象としております。ただし、今年度は2023年10月から 2025年9月までに発表された論文が対象
です。
(1)IEEE の発行する論文誌やジャーナル等に掲載された論文で、第1著者であること。
(2)IEEE 主催、共催又は協賛の研究発表会 (国際会議を含む) で、英文プロシーディングス等に掲載された論文で、
第1著者であり、原則として学生本人が登壇して発表していること。
(3)過去に本賞を受賞されている方は対象外とします。
なお、詳細につきましてはhttp://www.ieee-jp.org/section/kansai/award/student.htmlをご覧ください。ご不明な点等は Awards Committee (担当: 肥後 芳樹 student-award-kansai<at>ieee-jp.org)までお問い合わせください。
関西支部事務局からのお知らせ・お願い
会員資格の更新はお済みでしょうか?
こちら から会員資格の更新を簡単に行うことができます.まだ更新されていない方,更新をお忘れになっている方は速やかにお手続きをしてくださいますようお願いいたします.
Senior Member へのアップグレード
IEEE 関連分野の技術者,科学者,教育者,技術管理者で,少なくとも
10年間専門的業務に携わっており,そのうち
5年間にわたり重要な業績
(大学・高専等での研究・教育経験,企業での研究開発リーダー,技術管理者経験等)
を挙げた方であればオンラインで申請できます.該当される方はぜひご検討ください.詳しくは
こちら
をご覧ください.
関西支部では,新たに Senior Member になられた方に
Japan Councilメダル(旧 関西支部メダル)
を贈呈しています.
Fellow へのアップグレード
5年以上の IEEE 会員資格 (グレードは問いません) を持つ
Senior Member の方が推薦対象です.
詳しくは こちら
をご覧ください.