テラヘルツワークショップ

2012年 2月 4日 (土)  13:00 - 17:30
大阪大学 豊中キャンパス 大阪大学会館(旧イ号館) 講堂

IEEE MTT-S Kansai Chapter では、IEEE Microwave Theory & Techniques Societyより、 2011年9月に論文誌「IEEE Transactions on Terahertz Science and Technology」 が新たに発刊されたことを記念し、テラヘルツ技術に関するワークショップを開催致しました。 この分野で活躍されている著名な講演者をお招きし、最新の研究動向ついてご紹介頂きました。 最近注目されている分野とありまして、関西圏だけでなく 全国各地から約90名と多くのご参加を賜りまして大変盛況となりました。 ここに感謝の意を示します。

概要
テラヘルツ波は光波と電波の中間領域に当たる電磁波として、工学のみならず、医療、計測、バイオテクノロジーなど幅広い分野への応用が期待される。 本ワークショップでは、マイクロ波分野にも馴染みの深いメタマテリアル、 デバイス、通信から物理、分光に至る幅広い分野の最新の研究動向を紹介すると共に、 今後の展望についても議論する。

参加者内訳
 参加人数 88名(IEEE会員42名、非会員46名)


ワークショップ風景

オーガナイザ&司会:水野皓司先生(東北大学)
                              新発刊された論文誌のご紹介

講演1.
タイトル:テラヘルツ波メタマテリアルの最近の進展
講師:萩行正憲先生(大阪大学)



講演2.
タイトル:二次元プラズモンおよびグラフェンによるテラヘルツ波発生・検出
講師:尾辻泰一先生(東北大通研)



講演3.
タイトル:テラヘルツ波通信の研究動向と今後の展望
講師:永妻忠夫先生(大阪大学)



講演4.
タイトル:半導体量子構造のテラヘルツダイナミクスとその応用
講師:平川一彦先生 (東京大学生産技術研究所)



講演5.
タイトル:広帯域テラヘルツ光源とセンシング応用可能性
講師:川瀬晃道先生(名古屋大学) 



会場の様子