IEEE 東京支部

第64号

2011/2012年 IEEE東京支部 新支部長就任のご挨拶
慶應義塾大学 教授
青山 友紀

IEEE東京支部の今井前支部長から引き継ぎ、2011年1月より2年間の任期でIEEE東京支部長に就任いたしました青山です。 会員の皆様のご協力を得て大任を果たしたいと思います。 皆様ご存じのとおりIEEEは会員約40万人を擁する電気・電子・情報・通信の広範囲な技術分野をカバーする世界学会であります。 その活動は技術分野別のChapter、地域活動のSection(支部)、Ethernetや無線LANを中心とする世界標準化活動、などを核とし 学会会員の研究、教育、資格、就活、表彰、等に貢献する活動を活発に推進しております。
支部活動は技術分野横断でその地域の会員をサポートする活動を進めておりますが、 東京支部は会員数7,865名を擁する日本最大の支部であり、IEEE全体でも最大級の支部としてその存在は注目されております。 会員の皆様がこの支部を活用していただくことによってIEEE全体に働きかけることも可能となります。 例えば、IEEE Milestone表彰推薦、Fellow Nomination、Senior Member申請、などをサポートすることが可能であります。
さて、最近日本では少子化、若者の理工離れ、により理工系学会の会員数が減少し、特に若い会員の占める割合が減少しております。 また、若者の世界に出ていく意欲が減退し、国際会議での発表数、米国大学に留学する学生数、などの減少により日本のこの分野の学術と産業の発展に懸念が生じております。 当支部ではこれらに対応するためにStudent Activities Committeeが学生の国際活動を支援することによって海外進出意欲の涵養や海外人脈の構築に貢献することを目指しております。 大学関係会員の皆様には学生の参加をアドバイスしていただくようお願いいたします。 また、学部卒業後10年以内の若手会員向けのIEEE活動であるGOLDをサポートするTokyo GOLD Affinity Groupにも対応する若手会員の参画を期待いたします。 一方、会員の高齢化に対応し、シニアな研究者・技術者の知識や経験を役立てる目的で、 LMAG(Life Members Affinity Group)が昨年10月に新設され、第1号Newsletterが発行されておりますので、是非対応する会員の皆様の参加をお願いいたします。
本年も東京支部の会員の皆様に貢献できる活動を進めていきたいと考えておりますので、ご協力よろしくお願い申し上げます。

 

Marker 2011/2012年 IEEE東京支部 役員および理事
Marker 2011/2012年 IEEE東京支部 常設委員会

 

2011年 IEEE東京支部総会
2011年 第1回IEEE東京支部主催講演会
2011年 新Fellow表彰式 のご案内

2011年 IEEE東京支部総会・支部主催講演会・新Fellow表彰式を2011年3月11日(金)に開催いたします。 ぜひご出席くださいますようお願い申し上げます。 詳細は2月発行予定のTokyo Bulletin 65号にてご案内いたします。

 

  • Tokyo Bulletin はメールにて発行させて頂いております。
  • 東京支部では会員の皆様のシニアメンバーへのアップグレードを推奨しております。 本部の Web 上で Online申請ができます。 詳細についてはSenior Member 申請方法をご参照ください。
  • 住所等のご変更は、必ずIEEE本部に届け出てください。 Web Account を登録すると、 Online での変更が可能です。登録方法をご参照ください。
  • 会員の皆様からのご意見、ご要望などのお問い合わせは、tokyosec@ieee-jp.orgまでお願い致します。