1999年第5回IEEE東京支部理事会議事録

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日時:1999年12月15日(水) 15:00〜17:00
場所:NEC本社ビル 243号会議室
出席者: 辻井支部長、森野セクレタリ、大野、片木、古濱、三国、桂井、丹羽、浜田、榑松、平田、竹内、西原各理事、(敬称略・順不同)
新保/室伏(幹事会社)、事務局
資料:
  1. 1999年度第4回理事会議事録
  2. SC '99およびRegion 10 Meeting報告
  3. 1999年度活動報告および決算予想
  4. 2000年度事業計画案および予算案
  5. 1999年度総会スケジュール案
  6. 2000年新Fellowおよび次年度支部推薦FELLOW候補者案
  7. 会議等協賛依頼
  8. その他
議事概要:
  1. 森野セクレタリより前回議事録が報告され、承認された。
  2. Section Congress '99およびRegion 10 Meeting(1999年10月8〜11日、米国ミネアポリスにて開催)の報告が東京支部代表として参加した森野セクレタリよりなされた。報告の中で、IEEE活動全体についての改善提案を参加者が提案し、投票により票数の多い順に並べたRecommendationsが資料として示された。3グループに分れての分科会資料、IEEE会長のスピーチの要点、関連情報としてChapterリベートが150ドルから180ドルへアップすること、等の報告に加え、所感として、会員サービスの向上、支部・Chapter活動の活性化、会員勧誘に対する並々ならぬ熱意を感じたこと、さらには日本での活動活性化のために当面、Chapter Operationsの活性化およびネットワークの活用による会員サービスの向上を図りたい旨のコメントがあった。
    Region 10 Meetingについては、Meeting運営の効率化、改善について審議があり、開催の時期/場所については、Section Congress開催年(3年に一度)はSC併催分のみの開催とする、それ以外の年はTENCONと併催することを確認した。Region 10の予算案が承認されたこと等の報告があった。
  3. 森野セクレタリより、1999年度総会にて報告する1999年度活動報告および1999年度決算予想が示された。今回の決算にあたり、Japan Councilとの関係において、事務局運営費の基本的な考え方について提案を行った。特に、東京支部の積立金の取り扱い方、固定資産に対する考え方について説明をおこない、承認された。
  4. 森野セクレタリより、2000年度東京支部事業計画案および予算案が提案され、承認された。
  5. 森野セクレタリより、2000年3月17日開催予定の1999年度東京支部総会および2000年度第1回理事会のスケジュール案が示された。
  6. 三国Fellow Nominations委員長より、2000年新Fellowの紹介があった。また、次年度推薦の17名の東京支部推薦候補者を提案し承認された。
  7. 会議協賛2件、講座の後援1件が承認された。
  8. 森野セクレタリより、12月14日に行われの菅野Region 10 Directorと大野理事、森野セクレタリとの会談について報告があった。席上、11月12日に開催された本部RABでの審議事項について、菅野 Directorから概略以下の説明が行われた。 上記3)について審議した結果、反対意見はなく、資金面の負担等、詳細について本部へ問い合わせをし、前向きに検討を進めることとなった。
    1) 日本のChapterをJapan Chapter へ変更する申請は、投票の結果、かろうじて承認された。反対意見としては、8支部体制の目的である地方での活動活性化のためには、各支部にChapter を置くべきではないか、Council直属とすると地方での自主性が損なわれる恐れがある、等があった。今後は積極的に会員数の多いSociety のChapter を各支部に新設していく方向で検討してはどうかとの意見がだされた。
    2) New Financial Modelが提案された。現行の活動費支給体制(Section Rebate等)に代わって請求ベースによる支給体制案が提案されたが、2000年は現行通りとし、引き続き検討することとなった。背景としては、来年度の本部IEEE運営が赤字となること、RABが剰余金を持っていることが挙げられる。
    3) 2005年Section Congress開催地について、菅野Directorより、日本開催を招致する方向で検討してはどうかとの提案があった。Section Congressの開催経験のないRegion はRegion 3, 8, 10の3つであること、IEEE本部の重要会議がRegion 10 内では開催されているが、日本では一度もないこと等の背景がある。開催地招致の提案書の提出期限は、2000年6月15日である。
    4) 菅野Directorより、Dr. A. W. Winstonを2001年 IEEE President-Elect へのCandidate候補者とするための署名集めへの協力要請がなされた。これは、あくまでも候補者としてであり選挙とは無関係である。
  9. その他、支部Bylaws改訂がRABにて正式承認されたこと、富士山レーダがIEEE Milestoneの認定を受けたこと、IEEE Third Millennium Medalの8支部合同の最終推薦者名が報告された。また、2000年度理事会開催予定が示された。次回理事会は3月17日の総会時に行う。

以上