●12月末で任期を終えるにあたり、これまでの諸活動にご協力いただいた理事の方々に感謝する。
菅原Secretaryより説明がなされ、異議無く承認された。補足事項として、6.(3)Awards Committeeについては、その後、Japan Council理事会にてその設立の提案を行い、設立が承認された。
菅原Secretaryより2009/2010年支部役員・理事・委員会メンバー案として、Chair今井秀樹氏、Vice Chair武田英次氏、Secretary花輪誠氏、Treasurer河野隆二氏、この他、理事会メンバー、常設委員会役員について紹介された。本件について、異議なく承認された。
菅原Secretaryより2009/2010年Japan Council東京支部代表理事案の説明があった。支部会員数が6000人以上8000人以下の場合には4名の理事を選出できることから、東京支部次期役員の今井Chair、武田Vice Chair、花輪Secretary、河野Treasurerを候補とする案が提案され、異議なく承認された。
菅原Secretaryより説明がなされた。2008年活動報告として、支部総会、支部理事会(本理事会を含め計4回)、支部主催講演会(計7回)、新フェロー記念パーティーなどその他会合(計3回)、日本語ワードプロセッサMilestone贈呈式、常設委員会活動について報告があった。また、2009年活動計画案として、Japan Council運営支援、ボストン支部、ソウル支部との交流、各委員会活動計画について説明があり、異議なく承認された。
橋本Treasurerより2008年決算予想および2009年予算案について説明があり、承認された。予算決算に関しては、ほぼ見込み通りである。また、ほぼ予定通りの収入になっている。支出に関してもほぼ見込み通りである。支出の大部分はJapan Councilへの拠出金であり、支部活動の中で大きな支出項目は、会合費、Student Branch支援費、ITサービス運用費などである。収支としては、予定通りである。予算審議の中で、設立が承認されたTokyo GOLDに関する予算化がなされていないことについて議論になったが、項目としての予算化はせず、申請があった場合に個別に検討・審議を行って必要なものについては支出することとした。予算化されていない他の案件についても同様である。ただし、円高で収入が減っていることもあり、申請内容をより一層精査していく必要があるとの意見があった。IEEE125周年の関連費用については、基本的にIEEE本部の支出になるとのことである。ただ、支援が必要な場合も考えられるので、Japan Councilで予算を計上しているとのことである。
FNC井筒Chairより、2010年のフェロー推薦に関する活動状況について報告があった。なお、2009年の新フェローに関して、東京支部より12名推薦した中で、内定が確認できたのは5名のみとのことである(その後、東京支部からのフェロー昇格者は9名であることを確認)。近年、選に漏れる人がいるので、推薦書の書き方等に問題があるかも知れないとのことである。
フェローに関しては、毎年、約700人の登録者の中で、昇格できるのはその1/3程度とのことである(竹内理事より)。東京支部では、書類の書き方や審査上のノウハウを集めて公表し出したところであり、今後、IEEE本部のフェロー審査委員会の委員であるJC大野栄一理事にも協力いただき、そのデータを引き継いで成果を出せるようにしていく。IEEEのAward、Medalについても同様な活動をしていきたい。
SAC井家上Chairより報告があった。2008年は、東京工業大学学生ブランチ主催講演会への支援、IEEEソウル支部との交流、The 5th IEEE Tokyo Young Researcher’s Workshopへの支援を行った。
橋本Treasurerからの補足として、ソウル支部との交流は、前期の東京支部とソウル支部との間で協定締結したものである。交流活性の点では、理事会メンバーが3名も行ったことに意味があり、コストパフォーマンスも良いとのこと。
菅原Secretaryより東芝の日本語ワードプロセッサに関するIEEE東京支部主催のIEEE Milestone贈呈式について報告があった。11/4に、Milestone贈呈式と記念講演会をホテルオークラ東京で開催した。東芝から東京支部へ感謝の言葉をいただいた。
Region 10の中でMilestoneは日本のみにしか無く、大変名誉なことである。今後、東京支部関係では、茨城衛星通信センター、フェライト開発が申請中になっており、今後の参考になればとのことである。
花輪理事より、IEEE Region 10 Meeting招致についての議題提起があった。2009年はハノイで開催される予定であり、2010年に東京支部が立候補するかどうかについて議論された。
IEEEの125周年記念行事との兼ね合い、日本開催の場合にはR10の費用が膨れる問題などがあることから、積極的に提案することはせず、R10側から何らかの依頼があった場合に検討することとした。が、最終的な対応については、次期役員(理事)の間でメール審議を行い、決定していただく。
菅原Secretaryより、3件の協賛依頼の報告があった。東京支部への協賛依頼よりは、全国にまたがるJapan Councilへの協賛の依頼が多いとのことである。
菅原Secretary より次期理事会への引継ぎ事項の報告がなされた。
その他
●Tokyo GOLD活動計画案(審議)
菅原Secretaryより、Tokyo GOLD Affinity Groupの活動計画案について報告があった。GOLDは学生と企業の架け橋としてサポートすることが活動の中心で、元々は学生会員が就職時にやめる人が多いことの改善することが目的となっている。アジア諸国では活動が活発であるが、日本ではまだこれからである。活動に関わる予算の裏づけがないとの点の指摘があったが、これに対しては、必要に応じて対応するので、個別に申請していただくこととした。また、SACやWIEなどの活動と重複も予想されることから、これらの委員会と議論を行い、役割や担当を明確化していただくことを理事会として要望する。以上をももって、本活動計画案は承認された。
●IEEE設立125周年記念セレモニーについて
花輪理事より、東京支部でのIEEE設立125周年記念セレモニーについての対応について報告があった。記念式典を10月〜11月の金曜の夕刻に東京で開催することを検討中であり、理事の皆さんにはぜひ参加していただきたいとのことである。記念講演会では、JAXAの毛利衛氏に講師を依頼中とのことである。また、IEEE本部およびRegion 10、近隣支部の役員などの招待や、この記念式典にあわせた東京支部のイベントについて検討中である。
以上