森野Secretary/Treasurerから前回議事録が報告され承認された。
丹羽Nominations Committee Chairから2001/2002年度役員候補者指名について報告を行った。茅陽一氏(Chair)、鈴木滋彦氏(Vice Chair)、小柳恵一氏(Secretary) 、堀洋一氏(Treasurer)の4名を指名した。また、支部Bylawsの改訂にともない、理事会構成メンバーの過半数は選挙による選出となるため、役員4名の他に6名の理事候補者も指名し承認された。また、今後の選出スケジュールに言及し、8月に全会員への指名公告の実施、9月末までに候補者の追加指名がない場合は、12月の理事会にて正式に選出されることを説明した。
さらに、選挙によらない理事会メンバーの候補者推薦方法等について審議した。Chapter代表2名については、古濱Chapter Operations Committee Chairに推薦をお願いすることとし、その他数名の理事選出については次回理事会までに選出方法等アイディアがあればその意見を出していただくことになった。
森野Secretary/Treasurerから、2000年度上半期会計報告がなされた。予算に対して支出超過の科目はなく健全な会計となっていることが説明された。
森野Secretary/Treasurerから、Section Congress 2005招致委員会の活動報告がなされた。提案書作成WGの2回の会合および電子メールによる審議を重ね、6月1日、辻井支部長の署名を得て提案書を本部へ提出したことが報告された。この提案書に対して本部担当者から資金調達について具体的に記述した方が良いとのコメントがあり、対応策を検討した。その結果、具体的な寄付依頼先、金額等については記載せずに、"前例以上の資金調達が可能であると思う"と述べるに留めたことが報告された。開催地に関する本部決定は2001年6月であることから、SC2005招致委員会は次期理事会へと引き継がれることとなる。
三国Fellow Nominations Committee Chairより支部のFellow推薦方法改訂の提案があった。近年、推薦手続きに要する事務作業量は増大しているが、逆に支部推薦候補者のFellow当選確率が減少している。これらを勘案して年1回の推薦に改訂する方向で、改訂案1および2が提示された。審議の結果、改訂案1(各Chapter委員長、理事、Fellowの方々に推薦いただく)が採択された。なお、委員会としてはChapter Chairの推薦を優先して選考したい旨のコメントがあった。また、推薦方法のKnow-howをNominatorに伝授する等、Nominatorへの情報提供を充実して欲しいとの要望が出された。
森野Secretary/TreasurerからJapan Council関係の報告がなされた。IEEE本部よりIEEE Joint Awards設立の提案が日本国内学会に提示されており、Japan Councilが仲介役となり国内7学会の参加を得て2回の意見交換会を行った。今後、継続審議を続けていくこと、10月には本部Award Boardの役員であるProf. Cainを日本に迎えての会合が予定されていることが報告された。
その他、西澤潤一氏が2000年IEEE Edison Medalを受賞されたこと、ソニーの大賀典雄氏がIEEE Honorary Memberになられたことが報告された。また、韓国でIEEE活動25周年記念シンポジウムが開催され、支部長のお祝いメッセージと記念品が披露されたこと、東海道新幹線がIEEE Milestoneに認定され、JR東海主催の受賞式に辻井支部長が参加されたことが報告された。
従来の役員任期は総会から総会であったが、2001年度より任期は1月1日となる。これに対応して理事会の新・旧引き継ぎの時期と2000年度総会の開催主体について論議した。理事会の引き継ぎは12月13日開催予定の本年度最終理事会で行い、2000年度総会は新役員が主催するとの結論に達した。