------ここから------ IEEE MTT-S 会員各位 IEEE AP-S 会員各位 IEEE PS 会員各位 IEEE Kansai Section 会員各位 IEEE MTT-S Kansai Chapter Chair 真田 篤志 IEEE PS Kansai Chapter Chair 加藤 友章 ********************************************************************** 「次世代無線通信技術とフォトニクス」ワークショップ 開催案内 ********************************************************************** 概要: 5G/Beyond 5GやIoTをはじめとした次世代ネットワークを実現するための取り組 みとして、最先端の無線通信技術とフォトニクス技術を紹介頂きます。まず、 KDDI総合研究所の西村様には、5Gモバイルシステム収容アクセス技術の現況を、 矢崎総業の相葉様には、車内などの狭空間におけるファイバ無線伝送、さらに その先の要素技術として、北海道大学の山根先生には光渦としても知られる軌道 角運動量(OAM)モード分解光デバイス、最後にNECの田邊様には、ミリ波通信シ ステムの最新動向について、ご講演を頂きます。 ●主催: IEEE MTT-S Kansai Chapter, IEEE PS Kansai Chapter ●日時: 2019年11月23日(土) 13:00〜17:00 ●場所: 同志社大学 今出川キャンパス 良心館101番教室 〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入 地図やアクセスに関する情報: https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/imadegawa.html https://www.doshisha.ac.jp/information/facility/buildings/imadegawa.html#ryoshinkan_building ※ 京都市地下鉄烏丸線で「今出川」駅下車、徒歩1分(1番出口から地下にて直結)。 京阪電車で「出町柳」駅下車、徒歩約15分。 ●参加資格: どなたでも参加できます。 ●参加費: IEEE会員は無料です。 非会員は資料費、会場費、講師招聘費等の実費をご負担いただくた め、聴講費1000円をいただきます。 学生は会員、非会員を問わず無料です。 ●事前申し込み: 文末にある「Web登録」の案内をご覧下さい。 ●プログラム テーマ: 次世代無線通信技術とフォトニクス オーガナイザー: 戸田 裕之(同志社大学) 講演1 ・タイトル:Beyond 5G時代のモバイルアクセスを支える有線アクセスシステム の動向 ・Title: Trend of Wired Access System Bolstering Mobile Access System in Beyond-5G Era ・講師: 西村 公佐 様(株式会社KDDI総合研究所) ・概要: コアネットワークで先行しているSDN/NFV導入の流れは、無線アクセ スネットワーク (Radio Access Network: RAN) にも波及しようとしている。5G から始まるサービスタイプの多様化に応えるために、シンプルな物理ネットワ ークの上に多様な性能のスライスを自在に構築可能とするアーキテクチャと制 御フレームワークの実現を目指した取り組みを紹介する。一方、大容量化への 対応のためにはミリ波等の高い周波数の活用が不可欠であるが、その反面でセ ルサイズの縮小を余儀なくされる。4Gから導入が始まった、複数アンテナの連 携制御を可能とするCentralized RAN (C-RAN) 構成も、引き続き活用されると 考えられる。多数のC-RANアンテナへの高効率伝送を可能とし、かつアンテナ装 置の小型化・低消費電力化による設営性の向上を可能とする、Analog Radio- over-Fiber (A-RoF) をベースとしたモバイルフロントホール (Mobile Fronthaul, MFH) 技術について、現在の到達レベルと将来の応用イメージを紹 介する。 講演2 ・タイトル:曲げ不感マルチモード光ファイバを用いた28GHz帯無線信号の A-RoF伝送 ・Title: Analog-Radio over Fiber for 28 GHz band RF Signal Employing Bend Insensitive Multi-Mode Fibers ・講師: 相葉 孝充 様(矢崎総業株式会社) ・概要: 大容量無線通信に向けて、5Gでは28GHz帯の開発が進められている。 28GHz帯では広帯域な無線通信が可能となる一方、高い直進性と自由空間伝搬損 失により、マイクロ波と比較し無線不感地帯の増加が懸念される。これらの対 策の一つとしてRoFによる無線信号の中継が考えられる。特にアナログ光ファイ バ無線(A-RoF)は長距離伝送には不向きであるが、簡素な構造と高効率な伝送 が可能である。本講演では短距離向けのRoF伝送技術として、配策性に優れた曲 げ不感型のマルチモード光ファイバとVCSEL直接変調を用いた28GHz帯アナログ RoFの研究開発の取組みについて紹介する。 講演3 ・タイトル:光波の幾何学的変換に基づくOAMモード分解素子の開発 ・Title: Development of OAM Mode Sorter Based on Geometric Transformation of Light Waves ・講師: 山根 啓作 様、 渡辺 悠歩 様、戸田 泰則 様、森田 隆二 様(北海道大学) ・概要: 近年、光渦と呼ばれる螺旋状の波面を持つ光波が注目を集めており、 レーザー加工、超解像顕微鏡、光マニピュレーション、大容量通信など様々な 分野への応用が期待されている。本講演では光渦を基底としたモード分割多重 に応用する際のキーデバイスであるモード分解素子の研究開発について紹介す る。 講演4 ・タイトル:ミリ波通信システムの最新動向 ・Title: Latest Trends in Millimeter-wave Communication Systems ・講師: 田邊 浩介 様(日本電気株式会社) ・概要: 海外モバイルバックホールに使われる地上固定無線通信システムは、 5Gの開発に伴い、10Gbpsを超える大容量化が強く求められており、従来のマ イクロ波より広帯域化が図れるミリ波の開発が活発になってきている。本稿で は、ミリ波帯の利用としてE帯(71~76/81~86GHz)10Gbps伝送装置とD帯(130~ 174.8GHz)無線機の開発を、大容量化の手段として軌道角運動量(OAM)モード 多重伝送技術の開発を紹介する。また、E帯におけるビームステアリング技術の 開発についても紹介する。 なお、最新の情報は下記のサイトにてご確認ください。 http://www.ieee-jp.org/section/kansai/chapter/mtts/ https://ieee-jp.org/section/kansai/chapter/pho/ *******参加登録のお願い******* 会場準備のため、なるべく正確な参加人数を見積もりたく存じます。 当日参加も可能ですが、事前申し込みに是非ご協力ください。 申込締切:2019年11月4日(月)までにお申し込みいただけると幸いです。 ■Web登録 IEEE MTT-S Kansai Chapterのホームページ http://www.ieee-jp.org/section/kansai/chapter/mtts/ にアクセスいただき、右下に表示されます「参加登録」より参加登録をお願い します。