「社会安全のためのレーダ・センシング技術」ワークショップ

2013年 10月 26日 (土)  13:00 - 17:00
関西大学社会安全学部ミューズキャンパス M706教室

概要
 MTT-S 関西チャプタの戦略的研究領域の1つであるレーダ・センサー システム&デジタル信号処理技術に焦点を当てたワークショップを開催 します。レーダを使ったセンシングシステムは、昨今の安全・安心に関わる 社会問題に大きく寄与しており、さらなる技術進歩が期待されています。 例えば、最近のゲリラ豪雨や竜巻などによる甚大な被害は大きな社会問題 であり、天候変化の検出・予測のため高性能の気象レーダが運用されつつ あります。また、車両の衝突安全システムでは交通事故のない社会を目指 してミリ波レーダの普及が進んでいます。
 今回、様々な分野で実用化が進められているレーダ技術について、 各分野の第一人者をお招きして、研究開発時の課題から最新の研究開発 動向までご講演いただき、幅広い議論を行います。

参加者内訳
 参加人数 49名 (IEEE会員29名、非会員20名)


ワークショップ風景

テーマ: レーダ・センシング技術
オーガナイザ&司会: 岩城 秀樹 (パナソニック株式会社)、島崎 仁司 (京都工芸繊維大学) 

講演1.
タイトル:気象災害の軽減を目指した高速高分解能レーダ
講師:牛尾 知雄 氏 (大阪大学大学院 工学研究科 電気電子情報工学専攻)



講演2.
タイトル:地中探査および非破壊診断用レーダと信号処理技術
講師:西本 昌彦 氏 (熊本大学大学院自然科学研究科 情報電気電子工学専攻)



講演3.
タイトル:79GHz帯ミリ波レーダの交差点監視センサーへの応用
講師:岸上 高明 氏 (パナソニック株式会社 R&D本部 デバイスソリューションセンター)