IEEE MTT-S 会員各位 IEEE AP-S 会員各位 IEEE Kansai Section 会員各位 IEEE MTT-S Kansai Chapter Chair 石川 容平 ******************************************************************** 「高周波パワーデバイス高効率化」ワークショップ開催案内 ******************************************************************** 概要: 近年、パワーデバイスの高周波化が進み、マイクロ波に近づきつつあります。 一方、マイクロ波デバイスもマグネトロンや増幅器、レクチナ等をパワーデバイ スとして見ることもできます。効率が要求されるデバイスの技術について、電源 とマイクロ波の分野の融合が起こりつつあり、従来のマイクロ波やデバイス技術 にとらわれることなく全体を俯瞰してみることは、今後の技術発展にとって有益 と考えます。 今回、電源からマイクロ波までの高効率パワーデバイスの各分野の第一人者を お招きして,最新の研究開発動向についてご講演をいただき,幅広い議論を行い ます。 ●主催: IEEE MTT-S Kansai Chapter ●日時: 2012年 10月 13日 (土) 13:00 - 17:10 ●場所: 株式会社村田製作所 交通案内 http://www.murata.co.jp/corporate/network/japan/head_office.html#map ●参加費: 無料 ●参加資格: どなたでも ●事前申し込み: 文末の「参加調査票」をご利用下さい。 *参加人数把握のため事前申し込みにご協力下さい。 ●プログラム ワークショップ開催に先立ち、IEEE MTT-S Kansai Chapter Best Young Presentation Award 授与式を執り行います。 テーマ: 「高周波パワーデバイス高効率化」 オーガナイザ: 井上 晃(三菱電機) 講演1. タイトル: 「GaN ショットキバリアダイオードとマイクロ波レクテナ回路」 講師:大野 泰夫(徳島大学) 概要:整流素子にGaNを用いるメリットとともに、ショットキバリアダイオード を用いたマイクロ波整流回路の動作原理、損失要因などについて解説する。 講演2. タイトル: 「高効率発振素子マグネトロンの技術進歩と将来展望」 講師:小畑 英幸(新日本無線) 概要:高効率で高出力を自励発振できる素子であるマグネトロンの、高効率の理 由および諸特性についてを、構造や発振原理から言及する。 また、マグネトロンの現状までの技術的進歩と、将来展望に触れる。 講演3. タイトル: 「高周波パワーエレクトロニクスとワイヤレス給電の高効率化」 講師:細谷 達也(村田製作所) 概要:新しい価値創造を目指して拓く新技術分野「高周波パワーエレクトロニク ス」を提唱する。パワーエレクトロニクス、高周波エレクトロニクス、高周波パ ワーデバイスの3つを基軸とした技術融合により更なる発展を期待する。有望技 術の一つとして、新しく提案する電磁界共鳴型ZVS(Zero voltage switching) ワイヤレス給電システムを解説する。スイッチング技術により電力源から負荷ま で直接的に電力を空間を介して伝送し、高周波パワーエレクトロニクスにより高 効率な電力伝送を実現する。高周波電力伝送においてはソフトスイッチング技術 の中でも特に高性能な最適ZVS動作が有効であることを示す。 講演4. タイトル:「GaNパワーデバイスの高効率化-スイッチング・高周波用途に向けて-」 講師:田村 聡之 (パナソニック) 概要:窒化ガリウム(GaN)は高い電子移動度、絶縁破壊電界を有しており、 AlGaNとGaNのヘテロ接合界面に高いシートキャリア濃度を実現できるため、高耐 圧かつ大電流・低オン抵抗を有する次世代パワーデバイスとして期待されてい る。本ワークショップではスイッチングおよび高周波用途に向けたGaNパワーデ バイスのパナソニックでの取り組みを紹介する。 なお、最新の情報は下記のサイトにてご確認ください。 http://www.ieee-jp.org/section/kansai/chapter/mtts/ -----参加登録のお願い----- 会場・配布資料の準備のため、なるべく正確な参加人数を見積もりたく 存じます。 当日参加も可能ですが、以下のいずれかの方法で事前申し込みに是非 ご協力下さい。 申込締切:10月8日(月)までにお申し込みいただけると幸いです。 ■Web登録 IEEE MTT-S Kansai Chapterのホームページ http://www.ieee-jp.org/section/kansai/chapter/mtts/ にアクセスいただき、右下に表示されます「参加登録」より参加登録を お願いします。 ■電子メール登録 以下の参加調査票を 京都工芸繊維大学 島崎仁司(simasaki@kit.ac.jp)にお送り下さい。 -----参加調査票----- 開催日:2012年10月13日(土) お名前: ご所属: ワークショップ:出席/欠席 (該当する方をお残し下さい) -----------------