IEEE MTT-S 会員各位 IEEE AP-S 会員各位 IEEE Kansai Section 会員各位 IEEE MTT-S Kansai Chapter Chair 石川 容平 IEEE MTT-S Kansai Chapter では、IEEE Microwave Theory & Techniques Societyより、 2011年9月に論文誌「IEEE Transactions on Terahertz Science and Technology」が新た に発刊されたことを記念し、テラヘルツ技術に関するワークショップを開催する運びとな りました。 この分野で活躍されております著名な講演者をお招きし、最新の研究動向ついてご紹介 頂きますので、皆様、是非奮ってご参加下さい。 ******************************************************************** テラヘルツワークショップ開催のご案内 ******************************************************************** 概要: テラヘルツ波は光波と電波の中間領域に当たる電磁波として、工学のみならず、 医療、計測、バイオテクノロジーなど幅広い分野への応用が期待される。 本ワークショップでは、マイクロ波分野にも馴染みの深いメタマテリアル、 デバイス、通信から物理、分光に至る幅広い分野の最新の研究動向を紹介する と共に、今後の展望についても議論する。 ●主催: IEEE MTT-S Kansai Chapter ●協賛: IEEE MTT-S Japan/Nagoya Chapters、輻射科学研究会 ●日時: 2012年 2月 4日 (土) 13:00 - 17:30 場所: 大阪大学 豊中キャンパス 大阪大学会館(旧イ号館) 講堂 http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/toyonaka.html ●参加費: 無料 ●参加資格: どなたでも ●事前申し込み: 文末の「参加調査票」をご利用下さい。 *参加人数把握のため事前申し込みにご協力下さい。 プログラム テーマ:テラヘルツ技術の最新動向と今後の展望 オーガナイザ・司会進行:水野皓司(東北大学) 講演1. タイトル:テラヘルツ波メタマテリアルの最近の進展 講師:萩行正憲(大阪大学) 概要:メタマテリアルは電磁波の波長よりも小さな単位構造からなる人工構造体で、 負の屈折率など自然界の物質では得られない電磁応答を実現することができる。 講演では、テラヘルツ領域における平面、立体、3次元メタマテリアルの作製と その評価について最近の発展を紹介する。 講演2. タイトル:二次元プラズモンおよびグラフェンによるテラヘルツ波発生・検出 講師:尾辻泰一(東北大通研) 概要:半導体量子井戸内に凝集する電子集団の分極振動量子:二次元プラズモンは、 テラヘルツ電磁波との結合による機能性応用面での研究が近年活発化している。 一方,炭素原子の単層シート:グラフェンは,その特異な光電子物性によって 近年注目を集めている。本講演では、講演者らによる研究成果を中心に、二次 元プラズモンおよびグラフェンによるテラヘルツ波発生・検出デバイスの最前 線と将来展望について述べる。 講演3. タイトル:テラヘルツ波通信の研究動向と今後の展望 講師:永妻忠夫(大阪大学) 概要:近年、テラヘルツ波を利用した高速無線通信に対する期待が国内外で高まって いる。本講演では、100GHz0600GHzのキャリア周波数を用いた無線通信技術の 現状と今後の展望について述べる。 講演4. タイトル:半導体量子構造のテラヘルツダイナミクスとその応用 講師:平川一彦(東京大学生産技術研究所) 概要:半導体量子構造とテラヘルツ電磁波は、支配的な物理が古典力学から量子力学 へシフトする境界にあり、それらの組み合わせで特異な物性が出現する。本講 演では、主に半導体超格子を例にとり、新規な電子伝導を解説するとともに、 その応用についても議論する。 講演5. タイトル:広帯域テラヘルツ光源とセンシング応用可能性 講師:川瀬晃道(名古屋大学)・林伸一郎(理研) 概要:テラヘルツ波と呼ばれる新しい光を用いた応用開拓が急速に進んでいる。テラ ヘルツ波は物質を透過し、試薬類の指紋スペクトルを有するなどユニークな特 長を有している。我々は、広帯域テラヘルツ光源を活用した分光イメージング、 センシング、さらに皮膚計測などの応用に関する研究を進めている。 -----参加登録のお願い----- 会場・配布資料の準備のため、なるべく正確な参加人数を見積もりたく存じます。 当日参加も可能ですが、以下のいずれかの方法で事前申し込みに是非ご協力下さい。 申込締切:2012年1月31日(火)までにお申し込みいただけると幸いです。 ■Web登録 IEEE MTT-S Kansai Chapterのホームページ http://www.ieee-jp.org/section/kansai/chapter/mtts/ にアクセスいただき、右下に表示されます「参加登録」より参加登録をお願いします。 ■電子メール登録 以下の参加調査票を 兵庫県立大学 河合正(t.kawai@ieee.org)にお送り下さい。 --------------------------------参加調査票-------------------------------- 開催日:2012年2月4日(土) お名前: ご所属: ワークショップ:出席/欠席 (該当する方をお残し下さい) -------------------------------------------------------------------------------