マイクロ波デバイス/アンテナ/システム の融合ワークショップ開催 のご案内 IEEE MTT-S Kansai Chapter Chair 石川 容平 IEEE MTT-S Kansai Chapter では、メタマテリアルや無線電力伝送に続く、 マイクロ波応用で新産業を興すための新しい研究開発領域をサーチする目的 で、新しく策定しました戦略的研究領域のマイクロ波通信システム&デバイス 技術より、マイクロ波から光を横断した無線通信システム&デバイスの融合技術 に焦点を当てたワークショップを開催する運びとなりました。 この分野で活躍されております著名な講演者をお招きし、最新の研究動向に ついてご紹介頂きますので、皆様、是非奮ってご参加下さい。 ******************************************************************** マイクロ波デバイス/アンテナ/システムの融合ワークショップ開催のご案内 ******************************************************************** 概要: 本ワークショップでは,ヘテロジニアス,コグニティブ,マイクロ波ミリ波フォトニクス などのキーワードに見られる,マイクロ波から光波の広い範囲にわたる種々の周波数 スペクトルを横断し融合した無線通信デバイス技術,システム技術,アンテナ技術に注目し, 当該分野の第一人者をお招きして,それらの基盤技術の基本原理や考え方から最新の研究開発動向 についてご講演をいただき,幅広い議論を行う。 ●主催: IEEE MTT-S Kansai Chapter 共催:大阪大学大学院基礎工学研究科 ●日時: 2011年 4月 16日 (土) 13:30〜17:30 ●場所: 大阪大学豊中キャンパス基礎工学研究科棟 B棟3階 B300大講義室 〒560-8531 大阪府豊中市待兼山町 1−3 案内地図 http://www.es.osaka-u.ac.jp/access/index.html ●参加費: 無料 ●参加資格: どなたでも ●事前申し込み: 文末の「参加調査票」をご利用下さい。 *参加人数把握のため事前申し込みにご協力下さい。 ● プログラム テーマ: 種々のスペクトルを横断したデバイス/アンテナ/システムの融合 オーガナイザ: 塚本勝俊,塩見英久(阪大) 講演1.『光ファイバ無線(RoF)を用いた放送・通信融合サービスの研究開発』 講師: 安川 交二 氏(大阪工業大学工学部電子情報通信工学科 教授) 概要: 戦略的情報通信研究開発制度(SCOPE)の委託により実施した (1)RoFネットワークにおける高品質伝送を目的とする非線形歪みの抑圧等、 RoFネットワークを形成する要素技術の研究開発、ならびに (2)CATV事業者である近鉄ケーブルネットワーク株式会社の協力の元に 実施した近畿山間部のデジタルデバイド地域におけるRoFネットワーク システムの構築と放送・通信サービスの同時提供実験について述べる。 講演2.『電気光学変調器の変調光スペクトルの制御と不要スペクトルの抑圧』 講師: 榎原 晃 氏(兵庫県立大学工学研究科電気系工学専攻 教授),河合 正 氏(兵庫県立 大学工学研究科電気系工学専攻 准教授),川西哲也 氏(情報通信研究機構) 概要: マッハツェンダー(MZ)型電気光学変調器による変調光スペクトルの制御について述べ, それを基に,2周波光および光SSB信号を発生,および,干渉計の非対称性により 生じる不要スペクトル成分を抑圧する手法を述べる。また,変調光スペクトルが, 二乗検波した電気信号の周波数スペクトルに与える影響についても検討する。 講演3.『コグニティブ無線技術の研究開発動向とデバイスの役割』 講師: 原田 博司 氏(情報通信研究機構 新世代ワイヤレス研究センター グループリーダー) 概要: 電波利用ニーズはますます高度化・多様化しており、新たなニーズに適切に対応するため、 電波の利用環境を認識し、その認識した結果を基に、無線 通信に利用する周波数や方式などを 無線機が自ら選択して通信を行うコグニティブ無線技術を用いた新世代無線通信システムの 研究開発が行われている。本講演では、このシステムに関する研究開発の取り組みを、 周波数有効利用、デバイス、オペレーションの観点から解説する。 講演4.『MIMO伝送の基礎』 講師: 原 晋介 氏(大阪市立大学工学部情報工学科 教授) 概要: SISO (Single Input-Single Output)システムを出発点とし,SIMO (Single Input-Multiple Output) およびMISO (Multiple Input-Single Output)システムでアンテナダイバーシティ利得を得るための 技術を解説した後に,興味ある実験結果を交えながら,目標であるMIMO (Multiple Input-Multiple Output)システムにおける技術を解説する。また,無線通信のみならず光ファイバ通信に対する MIMO技術の応用についても紹介する。 -----参加登録のお願い----- 会場・配布資料の準備のため、なるべく正確な参加人数を見積もりたく存じます。 当日参加も可能ですが、以下のいずれかの方法で事前申し込みに是非ご協力下さい。 申込締切:4月12日(火)までにお申し込みいただけると幸いです。 ■Web登録 IEEE MTT-S Kansai Chapterのホームページ http://www.ieee-jp.org/section/kansai/chapter/mtts/ にアクセスいただき、右下に表示されます「参加登録」より 参加登録をお願いします。 ■電子メール登録 以下の参加調査票を大阪大学 塚本勝俊(tukamoto@comm.eng.osaka-u.ac.jp) にお送り下さい。 -----参加調査票----- 開催日:2011年4月16日(土) お名前: ご所属: ワークショップ:出席/欠席 (該当する方をお残し下さい) -----------------