IEEE MTT-S KC 第2回無線電力伝送ワークショップ開催のご案内
IEEE MTT-S Kansai Chapter Chair 石川 容平 IEEE MTT-S Kansai Chapter では、最近、注目されている無線電力伝送に 関するワークショップを、昨年に引き続き開催する運びとなりました。この分野で 活躍されております著名な講演者をお招きし、最新の研究開発動向について ご紹介頂きますので、皆様、是非奮ってご参加下さい。 ******************************************************************** 第2回無線電力伝送ワークショップ開催のご案内 ******************************************************************** 概要: 情報のユビキタス化が進む今日、電源をコードレス化、ユビキタス化する 要求が強まってきている。無線給電にはいくつかの方式があるが、本ワークショップ ではマイクロ波を用いた無線給電と共鳴を用いた無線給電に焦点を絞り、要素技術 からシステム応用まで現状技術に関して総括する。 ●主催: IEEE MTT-S Kansai Chapter ●日時: 2010年 4月 17日 (土) 13:00 - 17:00 ●場所: 龍谷大学 セミナーハウス「ともいき荘」 地下鉄丸太町駅2番出口から徒歩6分、市バス烏丸下長者町から徒歩3分 http://www.ryukoku.ac.jp/tomoikiso/ ●参加費: 無料 ●参加資格: どなたでも ●事前申し込み: 文末の「参加調査票」をご利用下さい。 *参加人数把握のため事前申し込みにご協力下さい。 ●プログラム オーガナイザ:河合 正(兵庫県立大学) 司会進行:篠原真毅(京都大学) 講演1. タイトル:“磁気共鳴型”ワイヤレス給電システムの設計と共振器の選択 講師:粟井郁雄 (龍谷大学) 概要:MITグループが提唱した“磁気共鳴型”ワイヤレス給電システムは 2段BPFであるという観点に立ってその設計法を提示し、具体的な設計例 を説明する。更にシステムの中核をなす共振器としていくつかのタイプ 示しそれらの利害得失を検討する。 講演2. タイトル:未来を拓く非接触給電技術」 講師:松木英敏 (東北大学) 概要:社会の関心の高まりと共に非接触給電方式もほぼ出そろい、 適材適所を目指し走り出している感がある。今回は、各給電方式の概要 について解説し、1mWから150kWに及ぶ給電例について紹介する。 講演3. タイトル:電気自動車向け無線充電システムの開発 講師:安間健一(三菱重工業) 概要:電気自動車はCO2排出量が少ないなどの特長を持つ反面、 バッテリへのこまめな充電が必要となる。そのため手間をかけずに 充電が可能なインフラが実現できれば、電気自動車のさらなる普及が 期待できる。ここでは駐車するだけで充電が可能な電気自動車向け 無線充電システムについてその研究開発の取組を説明する。 講演4. タイトル:無線情報エネルギー伝送のためのマイクロ波技術の動向 講師:川崎繁男(JAXA) 概要:近年ますます注目を浴びている無線電力伝送において、 情報も効率よく伝えられるマイクロ波技術を用いた無線情報エネルギー 伝送に対して、キーテクノロジーを選別し、その現行技術を紹介する。 特に、アクティブ集積フェーズドアレーアンテナは重要で、 適用可能な 周波数や海外の動向とともに議論する。 講演会終了後、講師の方々を交えて懇親会を予定しておりますので、 皆様奮ってご参加下さい。 -----参加調査票----- (会場・配布資料の準備のため、なるべく正確な参加人数を見積もりたく 存じます。事前申し込みに是非ご協力ください。) 開催日:2010年4月17日(土) a) ワークショップ:出席/欠席 (該当する方をお残し下さい) b) 懇親会:出席/欠席 (ワークショップ終了後、2時間程度、会費:3000円) 申込締切:4月12日(月) 宛先: 河合 正( MTT-S_KC@eng.u-hyogo.ac.jp ) -----------------