IEEEにおける学生活動のアクティビティの主たる源が学生ブランチであることから、本年も学生ブランチの設立・活性化を支援する。
昨年2ブランチ増えて、現在学生ブランチ数は23となった。さらに新ブランチ設立の可能性のある大学について設立を働きかけ、支援を継続していく。
また、現存する学生ブランチに対しては、そのアクティビティを向上させる活動に対して積極的に支援する。
2011年のSACの主な活動項目(予定を含む)を以下に記す。
- IEEE Region 10 GINI (Global Integrated Network of IEEE)活動支援
GINIは、IEEE Region 10 Student Activities`で特別活動として進められている5年プログラムであり、本年は4年目にあたる。
日本は昨年よりGINIのパイロットセクションに選ばれている。
一昨年のSBLTWにおいて尾上 Vice-Chair からGINIの活動紹介を行い、昨年7月に、
JCの各セクションから1名ずつ代表を集めて大阪大学にてFace-to-faceのキックオフミーティングを実施した。
本年は、キックオフミーティングで検討したJC-GINIの活動 (SB設立支援,Webベース情報共有、非SB設置大学の学生会員支援など)を支援する予定である。
- IEEE Student Branch Leadership Training Workshop の開催
昨年は、香川大学にて10月16日に全22ブランチの参加を得て、またR10 DirectorのProf. Yong-Jin Parkの出席を得て開催された.
今年は、10月〜11月に熊本大で開催する予定である。
- IEEE Region 10 Student Congressへの学生派遣
7月7日から10日、New Zealand、 AucklandにてGOLD(Graduates of the Last Decade)/WIE(Women in Engineering)と合同で開催される予定である。
学生を派遣したい。
- 海外支部との学生交流
3年前よりソウル支部主催の学生論文コンテストに日本側から協賛・参加し、
昨年は、東京支部主催のThe 7th IEEE Tokyo Young Researchers Workshop(11/20開催)に韓国からの参加を呼びかけたが、残念ながら直前で見送りとなった。
今後も引き続き、東京支部SACとともに連携を図っていきたい。また、本年もソウル支部ほかと交流を活発化したい。
- 学生ブランチ新設の促進
昨年、早稲田大学、関西大学が新たに加わり、現在までに23の学生ブランチが設立されている。
さらに新ブランチ設立の可能性のある大学について設立を働きかけるともに、有力大学で設立の障害となっている点を明らかにし、対応策を考えていきたい。
- 定常的な学生ブランチ活動への支援
例年通り、既に実績を上げている学生ブランチの論文コンテストや学生ブランチ間交流活動等の支援を行う。
なお、懸案になっていた「学生ブランチ活動の支援に対するガイドライン」を昨年策定したので,これに沿って支援していく。