History of IEEE Robotics and Automation Society Japan Chapter Young Award (2003-2004)


2004年の審査を終えて

IEEE Robotics and Automation Society Japan Chapter
2004-2005 Chair 田所 諭 (神戸大学/国際レスキューシステム研究機構)

2003年に引き続き,IEEE Japan CouncilよりChapter支援費の補助を受け,2004 IEEE Robotics and Automation Society (RAS) Japan Chapter Young Awardの贈賞を行った.

2月19日にIEEE Japan Councilに支援費の申請を行い,3月31日に補助が認められた旨の通知があった.4月1日に募集をIEEEのMailing Listなどに流し,4月8日を締切とした.ICRAまでには決定したく,募集期間が短いため,3月8日のロボティクスシンポジア懇親会の席で2004年も贈賞を行うことをあらかじめアナウンスし,周知に努めた.13名の応募があり,審査委員会で慎重に審議の上,下記5名の方々が受賞した.

審査の手順は以下の通りである.

1. 応募者が送付した4種類の文書を審査員全員がチェックした.
(1)英文アブストラクト,
(2)査読者の評価コメント,
(3)カメラレディ原稿,
(4)日本語アブストラクト

2.審査員の全員の評価点を集計し,その結果を根拠としてE-mailによる審査委員会を行い,最終決定した.


2004年の受賞者

2004年度の本Awardの受賞者は次の通りである.(敬称略)

池田 誠一 名古屋大学大学院工学研究科
清水 昌幸 東北大学大学院工学研究科
高木 健 東京工業大学総合理工学研究科
山野辺夏樹 東京大学大学院工学系研究科
山本 俊一 京都大学情報学研究科

受賞者には,ICRA2004の会場にて,表彰状,および,ICRA参加支援費3万円が贈呈された.

  受賞者5名と原田Treasurer


2003年の審査を終えて

IEEE Robotics and Automation Society Japan Chapter
2002-2003 Chair 新井 民夫 (東京大学大学院工学系研究科教授)

IEEE Robotics and Automation Society (RAS) Japan Chapter Young Award は日本国内の大学院に在学する優秀な若手研究者を育成し、ロボットとオートメーションに関する国際会議(ICRA)を活性化するために,ICRAに初めて参加し発表する日本国内の大学院に在学する学生へ贈賞する制度である.

IEEE Japan CouncilよりChapter支援費の補助を受け,2003年度より募集を行った.

7月31日に募集をIEEEのMailing Listなどに流し,8月15日を締切りとした.短期間の募集期間であったが,16名の応募があり,審査委員会で慎重に審議の上,下記5名の方々が受賞した.

審査の手順は以下の通りである.

1. 応募者が送付した4種類の文書を審査員全員がチェックした.
(1)英文アブストラクト,
(2)査読者の評価コメント,
(3)カメラレディ原稿,
(4)日本語アブストラクト

2.審査員の全員の評価点を集計し,その結果を根拠として審査委員会を行い,最終決定した.

以上の審査過程はすべてE-mailを使用し,応募受付・審査だけで70通近いE-mailが遣り取りされた.

来年度以降もYoung Awardを続ける予定なので,応募をお願いしたい.


2003年の受賞者

2003年度の本Awardの受賞者は次の通りである.(敬称略)

リョ− イ スィエン 筑波大学大学院システム情報工学研究科
チェ ヒビョン 東北大学大学院工学研究科
村上 剛司 九州大学大学院システム情報科学府
黄 潤權 東北大学大学院工学研究科
冨沢 哲雄 筑波大学大学院システム情報工学研究科

受賞者には,表彰状,および,ICRA参加支援費3万円が贈呈された.


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